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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

ハズキルーペは何歳で買いに行くべきか

前々から、うっすら気づいてはいました。

 

本が…読めない!

 

コンタクトやメガネをしていると、

本を目から30センチ以上は離さないと

文字が見えないというか、

遠近感がバランス崩して

文字が迫ってくる感じが怖いというか、

焦点が定まらず視覚が

脳にきちんと伝達されてないというか

情報が過多すぎて不快になるというか

この感覚は何なんでしょうか。。

 

これが例の…老眼なんでしょうか。

とにかく、ただ見えにくいとか読み取れないとかでなくて…

 

疲れるし、気持ちもしんどくて。

 

ところがですよ。

 

私は裸眼は超近眼なんですが、

 

裸眼で読むと!あら不思議(´∀`*)

読める!

さくさく読める!

 

近眼バンザイ(=´∀`)

 

でもねー、裸眼だと、読書以外はめっちゃ不便。

 

テレビも見れないし、ご飯作れないし、洗濯干せないです。

 

だから、対策としては、

 

コンタクト、メガネで家事やテレビ、読書やスマホは、裸眼でする。

 

なかなかめんどくさいです。

 

だからって、ハズキルーペとか、老眼鏡を買うべきなのか。

 

探しに行くべきなのか、分からないお年頃です。

 

とりあえず老眼鏡 40代 女性でググッたら

3000円代のが結構出てきたから、それくらいから入門すべきなのか。

 

その前に、老眼鏡はどういう時にどう使うのが正解?

 

近眼の場合とそうじゃない場合の違いがあるのか?

 

…ああ何も分からないです。

 

こんなにも分からないことがあるなんて。

 

テレビショッピングとかで老眼鏡の「こんな時に老眼鏡!」みたいな事例ミニドラマを結構観てた気がするんです。なのに、結局、自分ごととして観てないから何にも頭に入ってない。

 

出てくる役者さんも40代じゃないですよね。そりゃ自分ごとになりにくいです。老眼鏡のミニドラマは、40代の役者さんを起用して欲しいです。

 

老いによってこれからも出てくるでしょう、初体験が。できたことができなくなることが。

 

そのひとつひとつに、この先30年イライラせずに、あるがままをぼんやり受け止めていけますように。

 

とりあえず今すぐ困る!ってほどのこともないかなぁと思うので、本は耐えられる限りのペースでゆっくり読むことにして、老眼鏡はもっと自己ニーズが高まったら考えるとして…

 

今は何もしない。

 

本を読まなくても生きてはいけるしー

という心持ちになろうとしていますが読めない辛さより、読まない言い訳な気もします。

 

いやほんとにでも

当たり前ができなくなる

モチベ下がる

何も手を打たない

我慢して文句を言うだけ

 

これが老いの害かもしれません。

我ながら、こわい!

…まあそれもありか

 

 

 

 

 

 

ハリウッドで珍しい「負け組」物語

 

記者たち 衝撃と畏怖の真実(字幕版)

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ノンフィクション。

うんでも「現実でもハリウッドでもどこでも最後は勝つ」アメリカの、「勝たなかった記者たちの物語(映画)」すごい珍しい気がします。

 

 

アメリカって不思議で、大量破壊兵器イラクが持ってると政府が嘘ついたり、

かたやマイナーな新聞社が事実を突き詰め、政府の嘘を暴いたりする

 

でも時は2000年代初頭。

2001年のニューヨークの同時多発テロ911の直後から始まってしまったアメリカの愛国主義ムードは、「欲しい敵」が見つかるや、いけいけどんどんになってしまうのです。

 

▼病んだ友達

2001年当時、私の幼なじみがアメリカ、ニューヨークでグリーンカードを取得すべく仕事しながら暮らしていました。911のテロには直接は巻き込まれず、無事でした。

 

でも幼なじみは、心を弱らせて、日本に帰国しました。

 

テロに弱ったんじゃありません。この映画が描くような、アメリカで盛り上がっていく愛国主義ムードと戦争に突き進むさまに、です。

 

それがとても怖かったと。

あの場所にいられなかったと。

夢に見たグリーンカードを投げうって。

友人も私も戦争を知らない世代ですが、でも戦争の悲惨さをおばあちゃんに聞いてる世代です。

  

あともう一つには、やっぱり「自由の国アメリカ」でも、純アメリカ人じゃないという疎外感もあったんだと思います。特にアメリカ人として愛国心を求められる時間の中では。

未だに、友達はあの時のアメリカで何があったか話もしないし、私も聞けないままです。

 

だから、なんとなくですが、この映画で、マイナーメディアのナイトリッダーが事実を追いかけ続ける難しさも、分かるような気がします。

 

▼「メディアの読み方」を決めておく

しかし戦争って儲かるんですね。不思議。

 

で、とにかくですね。世界中のニュースが手に入るようになって、世界が広がったという側面を持ちつつ、今みたいな情報過多時代のずっと前から、メディアをうのみにしちゃいけない、ってのは事実としてあります。

今なんかもう何にも信じられないくらいに、うわーって情報が溢れかえっているわけで

、もうにっちもサッチモ状態です。

 

 

 

 

そんな中で私がネットメディアの記事を見るときに大事にしているのは 

  • 一次ソースか否か確認する
  • 一次ソースも話半分くらいに思う
  • ネットはほんと悪文やいい加減記事も多いことを理解しておく
  • 記事が誰に何を伝えたいものかをよく考える
  • テーゼにはいつもアンチテーゼを

 ニューヨークタイムスのようなプロである大手メディアでも間違うんですからね。メディアのリテラシーは子育ての上でもすっごく大事だと感じています。

 

この映画見てたら、「大統領の陰謀」を思い出したんですが

大統領の陰謀 (字幕版)

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  • 発売日: 2013/11/26
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そしたら作中にもセリフで出てきて、「あの映画では、実際も記者のスクープで大統領は罪を認めて辞任した。でもこのイラク戦争は俺たちが真実を暴いても止めれない」

って。

悲しい。。あとからニューヨークタイムス、謝罪したんですね。戦争終わってから。

 

▼ナイトリッダーはどうしたらよかったのか

この時のイラク戦争は、もう過去のことなんで今更どうしようもないのですが、紙からネットへの過渡期を過ぎて、「ネット100」時代を踏まえて、あくなきジャーナリズムで事実を追いかけるナイト・リッダーが、今だったらどうしたら社会にインパクトを与えられたのかを、ゆる~~く独断で検証してみたいと思います。

 

①どちらも載せる

アメリカの新聞では「あるある」だよって、どこかで知ったのですが、主張Aと主張Bを等しく対称的に掲載するんです。

ただし、この「フセインイラク核兵器作ってんぞウソ」はナイトリッダー的には「主張」ではなくひたすら「事実報道」です。なので、この場合は「政府がオフィシャルにいう事実」「調べた事実」を公平に対照的に掲載します。

 

要は、きちんと裏どりありきで「売れる記事」と「事実の記事」を両方意図的に載せるってことです。

こうすることで、より盛り上がる⇒読者が増えるのではないかと。

それ以前に、「売れる記事」だけを載せていくという考え自体がジャーナリズムに反しているんですが、かといってきちっとジャーナリズムを持った新聞社が絶対につぶれないわけじゃない。経済社会は悲しくても否が応でもそういうシステムなので、じゃあどうするか。

 

売れる記事も、売れないけど大事な記事もどっちも載せる。これしかないわけです。

 

 

②新聞社内のアンケートを掲載する

大手の新聞社の現場の記者さんたちも、本当に「政府の御用聞き」になりたかったのかなあ~と思います。

トップダウンの組織で、何を載せる、どういう姿勢で報道するかは、要は経営者やマネージャーの判断ですよね。株主と。

ニューヨークタイムズ内にも自社の記事を「いや~おかしいって」と思っていた現場記者は相当数いたのではないかと思います。てかむしろ現場の人ほど。

 

映画の中でも、匿名でリークしてくれる政府高官が何人も登場します。政府内にも「いや~おかしいって」という人が少なからずいて、勇気と憤りをもって、匿名で内部の極秘情報を伝えようとしてくれるます。

 

そこで、ナイトリッダーは一般市民のアンケートを取ると同時に、新聞記者対象のアンケートを取り、掲載するんです。

 

それでも、もしもですよ。もし記者アンケートで「政府ウソついてない」派が多くなっちゃったら、「政府ウソついてる」派で新しいメディアを立ち上げる。

「新聞社を設立」と考えたら大変そうだけど、今だったらネットの即席チームで、すぐできそうじゃないですか。SNSでつながれるし。

政治もそうだけど、新聞社も、所属の枠を超えて「こうしたほうがいいよね」ということを実践していく柔軟な思考と行動が可能なのが、今=ネット社会でもあるのかなと思います。株主とか考えなくていいし。株主も、売れるのが好きな株主じゃなく、ちゃんとした株主に株主になってもらう。ちゃんとした株主ってなんだ(∩´∀`)∩

「もっと先を見る株主」かな~

 

インフルエンサーを取り込む

いま、ネットではインフルエンサーの行動が最優先化されているといっても過言じゃないです。インフルエンサーにも何種類かあると思うんですね。

Aフォロー数は多いけど、浅めつながりのフォロワーが多いインフルエンサー

Bフォロー数はそこまでだけど、つながりの強いフォロワーが多いインフルエンサー

 

ナイトリッダーはこのBの方を狙います。(大そうに)

Aは、話題性重視の人です。拡散力は高いけど離反率も高い。Bのインフルエンサーは、権威性が高い人、つまり「信頼」を勝ち得ている人です。

 

このBのインフルエンサーはスピーディな効果は生み出せないですが、信頼をベースに強いつながりがあるので、影響力の確度と深度が高いはず。

ある程度の時間をかければじわってくるのではと。

 

そもそも「新聞記者」はその職業だけで、ある程度の信頼は勝ち得ています。でもナイトリッダーは知名度が低い。お金回りもよくなさそう(悪口じゃないです)。日本の「東京新聞」「テレ東」みたいな感じ?

 

だったら、Bを巻き込んだ方がいいのは、個人の考え的には自明の理です。

ただ、本当のナイトリッダー(?)もそれはやっていて、映画でも、ジョセフ・L・ギャロウェイという、数々の賞とったり、ベストセラー書いている著名な元ベトナム戦争記者&国防長官コンサルタント(サントリーボスCMのトミーリージョーンズが演じてる)に支援してもらうのですが、今一歩、ふんばれなかった。。

 

en.wikipedia.org

 

今だったらもう少し、草の根的な「拡散」に力入れられるのかなと思います。

 

まとめ

この映画自体があんまり知られていないのはどういうわけか?とも思うんです。私が知らないだけ?

トミーもだし、主役もウッディハレルソンで、ミラジョボビッチが奥さん役で出てるんですよ。監督は監督で、ロブライナーという「スタンドバイミー」「ミザリー」とかの人で。

でもなんか私、ぜんぜん、知りませんでした。

タイトルが地味ってのもあるんかなと。あと同じ2019年公開の松坂桃李くん&望月衣塑子さんの『新聞記者』に持ってかれたのかな。。。森達也さんの『i −新聞記者ドキュメント−』もあったし。

 

こないだ観た「スポットライト」は同じ時代の話。

アメリカのジャーナリズムは、消えてなくなってはいない!ということですよね(*´ω`)

 

tsubatarou.hatenablog.com

 

 

あと、この映画のテーマにもなっている「数字」大事ですよね。

でも、数字だって、切り取り方とつなげ方で、いかようにも伝えられる。

この映画には最初にも最後にも数字が出てくるんですが、

戦死者数と同時にアメリカがイラク戦争でいくら儲かったのかも知りたいです。

たとえ戦死者が一人だとしても、「こんなに儲かったんだ」で許されるとは思いませんが。

地球規模で考えるとイラクの国民何人を犠牲にって話ですし。

 

正直、自分の行動や消費活動が「戦争」に結びつくなんざ、つゆほども思わず私は生きています。戦争は過去のことで、本当に今の日本は平和で良かったです。これからも自分と戦争がどこかで結びつくなんて、いやだし、考えたくもないです。

 

でもだからこそ、耳をふさぎたくなるような怖い怖い事実にも「じゃあなんで、そうなったのか?」「この場合はどうなるのか?」と平和の中で思考を停止させないことが大事だと思います。

楽だからって、望むほうだからって「欲しい情報」だけを持ってちゃいけない。

いちばんよくないのは、思考停止。諦めた時が試合終了だって安西先生言ったよね。

 

 

SLAM DUNK 新装再編版 1 (愛蔵版コミックス)

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なんて、思いました。

 

 

 

網戸の網を入れました。しかも初ブラック

網戸の網を入れました。

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テレワークのお昼休みに息子くんとトライ!

キャッキャと手伝ってくれました。

昨日注文して今日朝に届くからすごいですね。

Amazon

 

今回、網のカラーをブラックにしてみました。

 

網戸の網はブラックにグレーとホワイトの三色が定番みたいなんですが、今まではずっとグレーだったんです。

 

で、うーむ…なぜグレーなんか?と

考えてみたら

グレーである理由が見つからず

 

かといってブラックに変える理由もなく

 

網戸 ブラック でググッてみたんです。

 

そしたら網戸の網をブラックで張り替えしている方のブログがありまして

 

ブラックは光の反射がなく向こう側が見えやすいと。

 

なーるほど〜 網戸の向こう側は、何がなくとも見えやすい方がいいよねということで

ブラックにしました。

 

 

で、ブラックに張り替えまして

実際どうだったかというと

 

本当に、向こう側がよく見えました。

 

向こう側をよく見たい人にはブラック、正解(*´∇`*)

 

網目も16×18メッシュから20メッシュに変更。より虫を通さない!

ちなみに、メッシュは網目の細かさの単位で、1インチ(2.54センチ)四方に何列分の目が入るかの数らしいです。

 

しかも、張り替え道具がセットになったゴムも買ったんで、

昼休みの40分くらいでさっと設置完了。

 

 

 

昼休みにひと仕事終えれて、達成感が素晴らしかったです。むしろ本仕事より…

 

息子くんもたくさんお手伝いしてくれた上に

何故か母のお茶とおやつも用意してくれて。

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ぽりぽり小魚→コープ

ロカボもち麦チョコ→ど忘れ

ヘルシーセレクト。

 

(おそらく自分が興味がないおやつだったので気前よく用意してくれた気もしないでもないけれどありがたいです。・゜・(ノД`)・゜・。)

 

優しさに包まれて涙目になりつつも

 

母の仕事中に大事なオンライン会議に映り込もうとチョロチョロし

 

結局母にこんこんとお説教されるという…

 

春休みのテレワークあるあるでしょうか。

 

 

うららかな午後のひとときです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゴは悪か。「ブルーロック」が語ること

 

 

 

一言でいうなら、今どきのロジカルなZ世代的思考実験とでもいいますか。

 

日本がサッカーで強くなるには

もっといえばワールドカップで優勝するには

チームプレイを磨くのではなく、スターたり得るエゴイストを育成せねばと作られたブルーロック。

 

日本全国から集められた実力ある高校生たちが施設に暮らしながら、てっぺんをめざしてエゴイスト英才教育を受けます。

 

これ、何が今までと違うって

チームワークじゃダメ

俺様いちばんになれ!

を論理的実践で進めていくところです。

 

エゴイスト目指せ!

なんて少年マンガではこれまではなかったのではと。

 

一見、いや、そんないけすかない少年サッカーの話…と思うんですが、全然。

 

めっちゃ面白いです。

 

なんかね、ヘタなビジネス本読むより、何かを成し遂げるための本質をついているというか、活かせるんではないでしょうか。

 

私はサッカーの知識も、スポーツ全体の造詣も経験もないのですが、それでもぐいぐい読めたのは、なるほどそうだなぁと筋と理屈ありきの展開に納得できるからです。

 

主人公はほぼドベタから這いあがっていくんですが、それがなんてゆーか、努力とか仲間との絆とかそんなもんを超えた、「こうしたからこうなった」きちんとした筋があるんですね。

 

理屈といえば「ミステリと言う勿れ」もそうですよね。

 

このやたら理屈ぽいというかロジックに徹する、一つの潮流があるんでしょうか。

令和のマンガ界。

 

嫌いじゃないです。

 

そして、協調やチームワークを否定しつつ、高校生たちがなんやかやで協力しあわなければならない展開が要所に必ず入るのも、原作者の意図的なものを感じます。

 

目標を成し遂げるためには、おのれを磨くべきだし、遠慮なく前に出るべきだけど、

それを実現するにはやっぱり他者の手を借りなければならないんです。

他者の手を借りるためには、他者の存在を認めなければなりません。

エゴを磨く同士が、反発ではなく、どうしたら協力しあえるのか?

 

いちばんの魅力はそこじゃないでしょうか。

 

エゴを知るからこそ、他人が分かる。

 

それは確かに真理を突いていると、私は感じました。

マンガではそんな説明もサジェスチョンもどこにもないんですが、決して他人を蹴落としてバンザイ上がり、そんな味気ない物語ではないのが、「ブルーロック」の面白さだと私は思います。

 

ちなみにうちの子は地域のサッカー教室に入ってまして、そこのコーチが徹底して保護者に伝えているのは、子供にアドバイスするな(特に経験者)、比べたり競わせるなってことなんです。

 

私はこれにとても感銘を受けたといいますか、要はサッカーが好きで楽しいという気持ちの芽を子供のうちに少しでも摘むようなことはしないでくださいと。→特にサッカーかじった父ちゃん

 

だから私はコーチの指導に素直に従って、どんだけできたとか、どれだけ上手くなったかとかは息子に一切聞かないで、ただただ楽しかった話を聞くようにしてます。

 

ブルーロックでもキャラたちの小学生時代や幼児時代のエピソードがところどころに出てきます。

みんなサッカーめっちゃ好きなんですよね。

 

だから、サッカー教室のコーチの方針はとても重要なんだと、ブルーロック読んで改めて感じました。

 

そんな息子は進学祝いにサッカー用リュックをおばあちゃんに買ってもらいご機嫌です。

サッカー用リュックなるものの存在を初めて知ったんですが、なんでもアイテム化されてるよなぁ。。(´・_・`)

 

 

 

息子も読んで「よく分からないけど面白かった」らしいブルーロック。(そもそもは姉のマンガ)

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私は凪と千切とバチラが好きです☆

主人公もいい子です(*´ω`*)

マツコ&直太朗のサイコーweekend/網戸の網は破れたまま

ベランダの網戸の網が破れたので

週末に張り替えようと、以前に買っておいた網を出してきたら

まさかの寸足らずで断念。

 

そこで録画を見ようと思い立ちました。

 

昨日、今書きたくなくなったと言った

舌の根もかわかぬうちに

脳内スパークのアウトプットが来たので

出し尽くしたいと思います。

 

先日のマツコの知らない世界みましたかー!!

森山直太朗さんの「日本が誇る!歌姫の世界」

 

直太朗さんは、女性シンガーが好きで25年分析し続けてきたそう。

で、さまざまなカテゴリですげーよ?

って女性シンガーを次々紹介していくんですが

 

まーあ、そこか!って絶妙なツボをぐいぐい押されまして。

そこな!って人を紹介しまくるんです。

で、それにマツコも

たまんね〜たまんね〜仰ってまして(*´∀`*)

 

最初はぼんやり観てたんですが

だんだんと引き込まれちゃいましたよ。

✳︎マツコ氏大好きだから知らない世界はだいたい見てます。

 

たとえば

まずマツコちゃんがaikoCoccoが20代最後の青春だった

って話して、

その時点で、あ、かぶるなあ〜さすが同世代

ときて、

チラッとCoccoの「強く儚い者たち」が流れて、キュンキュンしたんですが

 

 

強く儚い者たち

強く儚い者たち

  • アーティスト:Cocco
  • 発売日: 1997/11/21
  • メディア: CD
 

強く儚い者たち

強く儚い者たち

Coccoのカウントダウンもチラッと流れて

カウントダウン

カウントダウン

それ聴いた息子が

「なんかすごいこと言ってんなー!」って呟いたのが面白かったです。そんな息子は「うっせえわ」を口ずさむ今どきの小学生。

うっせぇわ

うっせぇわ

  • Ado
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

その後に 

悟り系として五輪真弓さん

空

エンジェル系原田知世さん

やさしさに包まれたなら

やさしさに包まれたなら

噛めば噛むほどに ミレー

inside you

inside you

  • milet
  • J-Pop
  • ¥407

 

全部好き。

てか五輪真弓さん出すの

やっぱり森山ファミリーですよね。

でも私も子供の時に父が聴いてるの聴いて、五輪真弓さん好きで、あの声は唯一無二ですよ。

 

で、

洋楽DIVAに

AI

クリスタルケイ

平原綾香

 

と和風DIVAに

吉田美和

MISIA

 JUJU

 

の分け方にうなずき(平原綾香とJUJUは和洋の間 という分析にさらにうんうん(=´∀`)人(´∀`=))

 

 

生きざま系に

CHARA

 UA 

のカテゴリに絶妙さを感じ

 

シャーマン系として

松任谷由実

aiko

あいみょん

オノヨーコ

 

に爆笑しました

でも納得!

 

 

でですね。

不眠症気味な直太朗氏が

安らかに癒される声としてフィーチャーしたのが

 

手嶌葵さん

明日への手紙

明日への手紙

マツコ氏もたまんね〜!言ってて。

 

分かる!泣く!

 

ずっと思ってました。

この人すごくない??

こんなすごいのに、世間ではそんな話題になってないのナゼ??

相当なマイナスイオンですよ、手嶌葵さんは(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

手嶌葵さんを語る2人にはもう共感しかなくて

「そうそう!」てテレビ前でキャーキャー拍手してました(((o(*゚▽゚*)o)))

私が好きな、ウィスパーボイスの大正解が
手嶌葵さんですよ。

この人のすごさはもっと認知されてもいいと思ってたから、

マツコ&直太朗&TBS

ありがとうございます♪

 

そして、出た!

プリシラアーン!

 

プリシラ・アーン・ベスト

プリシラ・アーン・ベスト

 

Dream

Dream

 

手嶌葵さんもプリシラアーンさんも

ジブリ曲が共通点なんで

直太朗氏に、宮崎駿氏の流れを汲むジブリの音楽的特色(私はアリエッティとマーニーの監督の米林さんの感性なんじゃないかと踏んでるんですが)

何か共鳴があるのかもしれません。

 

 

 

直太朗氏はそこは全然語ってませんでしたが

私はこのお二人はずばり

外側の世界の少女

な点が魅力だと思う次第です!

 

 

で、あとこの番組で直太朗氏が紹介してて

初めて聴いてステキだなぁと思ったのが

白鳥英美子さんと

山本潤子さん

 

 

私、10代の頃に初めてカレンカーペンターの声聞いて

スーパースター

スーパースター

 

なんちゅーすごい声の人やと憧れていたんですが

まさにその日本版といいますか。

 

歌姫の世界は、すごい面白かったし

音楽って自由だしいいなぁとしみじみしました

 

そもそも直太朗氏がまあまあ好きというか

作る歌が独特だし、

先日息子が「うんこの歌ってあるねんでー( ̄∀ ̄)」

YouTube見せてきたのが直太朗氏だったり

でもご本人はいたってストイックというか柔らかい穏やかな実直そうな感じなのが

好きなんですが

大好きマツコちゃんに大好き直太朗氏が繰り広げる

(世代もあると思います)

心揺さぶれる手嶌葵さんやプリシラアーンが聴けて

良き週末でした♪♪

 

 

 

 

 

 

急に書きたくなくなる自問自答と、プロには自信が必要なのか

本日は閑話休題ブログです

 

はいー

1週間くらい

書きたくない病です 

 

 

本を読んだり、映画観たり、マンガ読んだり

しているんですが

なんか、頭が何も生み出さないというか

 

インプットがアウトプットに移行しない現象が起きました。

 

もちろん日常で仕事や家事や子供たちとやいやい言っていて忙しいっちゃ忙しい

 

でもずっとそうだったし

 

その日常で本や映画は癒しであり、学びの喜びであり、モチべあげる薬みたいなものであり

その感動や考察をブログに書くのも

同じ思いで

自分時間を楽しむアレだったんですが

 

なんでかなぁ

と考えてみるに

 

というか私の仕事は実はコピーライターなんですが

実はって別に隠してもないし

特に触れてこなかっただけなんですが

 

だから文字を書く

発信する

って毎日まあ、やってるっちゃやっていて

 

このブログとは

全然違う

全く共通点のない

お仕事としてのライティングなんで

私は仕事では別に癒されることがさほどないし(そらそうか笑)

逆にもっとちゃんとしてるわけでもあり(笑)

というかもはやルーティンというか

人の文章チェックとかもしたりして

いや私の校正でいいのか?

と20年やって未だ思う

 

自分のライティングスキルに

いつになったら自信が持てるのか

 

自分に自信ありますか?

今度ライターさんたちに聞いてみたいと思います

 

そんなわけで仕事は

あまり満たされることがないのでヽ(*´∀`)

 

ただ去年、

コロナがやってきて

仕事が休業になって3か月くらい全く書かなくなったときに

 

すごい焦りが出たというか

うずうずしたというか

 

なんでもいい

書かないと

というどっかからの声に導かれ

 

休眠状態のブログを書き出しました

 

そして今

仕事で毎日書く日々が戻ってきたんですが

 

だからといってやっぱり満たされることはなく(笑)

以下同文

 

ただ

私にとって書く

 

というのは

誰だってそうだとは思うんですが

誰かに何かを伝えたい

というのが根幹にあるわけで

 

それがたとえたった1人でも

なんなら自分に伝えて自分だけが楽しむ日記だとしても

 

もしかしたら

今仕事で

伝えることに必死すぎて

 

プライベートで

伝えたいこと

ないのかもしれません

 

でもそういうタイプでもないんですが

仕事はほんと

書く てだけ共通していて

思考とか求めるものが全然違うので

 

でも最近少し

仕事で書くことに

満たされたというか

自分が書きたいこと、伝えたいことに

シンクロしたかもしれない

 

でも多分

それは一瞬で

またきっと癒しとして

インプットの脳のスパークを伝えたくなる

時が来るんだろな

と思います

 

待ってみよう

そんな自分を

 

というか全部違う理由かもしれない

 

季節柄、寒いのか暑いのか分からないみたいな

ことなだけかもしれない

更年期障害かもしれない

ちょっと疲れただけかもしれない

_:(´ཀ`」 ∠):

 

末端でもライターやってきて

まさかの誰もがライターみたいな時代が来ました

 

仕事がなくなるかも!という不安はあるもののヽ(*´∀`)

わくわくもするし

このままじゃいかん!もっと学ばないと!

とも思うし

 

なんにしろ

書くっていいよね

という世界とともに

やっぱり私は歩みたいです

 

 

追記 

ライター仲間さんに

自信ある〜?

って聞きました。

みんな、なかった!

 

昔、若かりし頃、コピーライターの事務所にいた時に、師匠にも聞いたことがあるんですが

師匠も

自信はない

って言ってました。

 

でも〇〇だから

みたいな話をしていて、肝心なそこを忘れるという。

うーん。

もっかい恥をしのんで聞くか…(´・_・`)

多分

でも自信ないから、もっと上手くなりたいからやってる

みたいなのだった気はするけど

 

あと師匠が

私は人の心が分かる

エスパーみたいなことを言っていたのは

覚えています

 

なんか分からんけどプロってすげーなと感じたのも٩( 'ω' )و

今思えばその時気まぐれに適当に言われた気もするな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ゴーン・ガール」ベンアフレックとかけて、車寅次郎と解く!男性の生き方を考える

 

ゴーン・ガール (吹替版)

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観たかった映画をやっと観たよシリーズ(*´∀`*)

ネタバレいっぱいです。

面白い!

とにかく全体にひねりがくいくいっとされていて、飽きさせない、先が読めない上質サスペンスです。

 

とはいえ、いつものように、これだけでは終わらない、夫婦とは何か?女性の生き方とは?

というテーマを絡めていきたいと思います。

 

冷めた仮面夫婦っていうか、サイコパス夫婦?

描き方は、妻側が徐々にサイコパスぶりを出していく=女を怒らせたら怖いよ

的な流れなんですが、

私は妻のエイミーは言っても最初はそこまで本当にサイコパスじゃなかったんだと思うんですね。

 

ベンアフレック演じる夫のニックが最初は、ずるい夫風に見せてだんだんとただの浮気者で間抜けなだけの、憎めない感じに変わっていくのも、演出上手い!

 

怖い女を軽く扱ってしまって一生もののリベンジしてやられた普通の男

 

これが表面的なこの仮面夫婦のあり方といえるのかなあ〜とは思うんです。

 

ただそれだけの解釈だと、やっぱりステレオタイプというか、なんかつまんないなとも思います。

 

ひとつにはエイミーもニックもやたら、世間体や体裁を気にするな、と。

 

嫌なら離婚じゃだめなのか?という部分も、

結局エイミーが父親が作家で、エイミーは父親が書いた有名な絵本のモデルであり、まあまあ著名人で、子供の頃から人からの評価の元に生きてきた

という、エイミーのプロフィールがこの物語を上手く進める伏線になってます。

 

それだから、別に金銭的に困ってないのに離婚しちゃえよ、とはならない。

 

ベンアフレックはベンアフレックで妻に対して無関心ぶりがすごくて。失業をきっかけにではあるとはいえ、夢や希望がどんどんなくなっていくのと、人への関心がなくなっていく比例っぷが、

 

人っていくつになっても夢見るって大事かもな

 

と。

 

けどね、ニックはきっと、そしてうちの夫もきっと、どこかで諦めてるんですよね。

 

半分は自分の意思で、もう半分は「男」であるがゆえに。

 

自分がしたいことじゃなく、何かのために、与えられた役割のために我慢する。

 

それが人の生き方だと

 

思う人もいれば、

 

そんなレールには乗らずに自由に生きたい

 

と思う人もいる

 

 

そう。

 

私はこのゴーンガールを観て

 

これは女性の生き方の話ではなく

 

男性の生き方を問うてるのかも

 

と感じさせられたりしちゃったというか。

 

うがった見方ではあるんですが、女性はもう最初から女性であるってだけで立ち向かわなければならないものが結構あるんですよね。

 

でも男性は、逆にそれだけでマジョリティだし社会では優位性もっちゃうんですよ。

 

このゴーンガールもその優位性を恣意的に浮き上がらせているように思えます。

 

そして問題は、男性が社会のマジョリティだとしても、マジョリティはマジョリティでヒエラルキーや競争があって、なんだか分かんないけどマジョリティ内で優劣つけられたり、「らしさ」「あるべき」の呪いをかけられたりをずっとされてくるわけです。

 

そーゆー男性だけの競争社会では固定観念やバイアスが女性以上に複雑なのかもしれないなと。

 

がんじからめ具合ではある意味、女性以上に生きにくさがあるのかもしれないなあと。

 

だっていくら優位でも生まれ変わったら男性になりたいな、って思わないですからね。私は。

なんか生きづらそうだもん。楽しくなさそう。

 

 

でもそれに気づいてないんですよね。

気づいてもレールからなかなか降りられない。

その固定観念の呪縛の強固さたるや、女性の比ではないかもしれません。

 

とにかく夫はもうしゃーないとしても笑

私には息子がいるので

 

息子には、男性としての生き方の枷を出来るだけつけてほしくないから、いわゆる「男だからこうしなさい」みたいなことは言わないようにしてます。

 

夫は結構すぐにいいます笑

「甘えて気持ち悪い」とか「男なら泣くな」とか

 

未だに言う人、いるんだなと…

 

冗談ぽくゆーとしても、娘には言わないのに

息子に言うのに私はやっぱり違和感あります。

 

そのことを指摘しても、芯から理解はできないみたいで

 

男性の呪縛ってすごいなぁと。

 

そして、ニックも夫も、いつか、できるだけ早く、男性の役割から降りて、明るく朗らかに生きていけますように。

 

そのために、離婚って私はアリだと思っています。

 

なんでしょう…

 

夫婦じゃない絆ってのもあるんじゃないかと思うんですよね…

 

結婚は制度は制度で便利だからいいんですが、

人との繋がり方って本当はもっと多様だし、関係性に名前なんかなくたっていいし、それを世間や社会がもっと認めていければいいのになぁ

 

家庭の事情をうっすらぶちまけた感が出ちゃいましたが(*・ω・)ノ

 

なんにせよ

 

もう本当にそろそろ

 

男女の役割からみんな降りていこうよう〜

 

とゴーンガール観て改めて思ったな

 

ということでした。

 

 

ちなみに

寅さんいるじゃないですか

 

山田洋次監督の「男はつらいよ」の

 

抜群の愛されキャラの

 

 

男はつらいよ HDリマスター版(第1作)

男はつらいよ HDリマスター版(第1作)

  • 発売日: 2014/12/17
  • メディア: Prime Video
 

 

男はつらいよ」って昭和の代表作品だけど、でも昭和から、あーゆー生き方に一方でみんな憧れてたわけですよね。

 

自由で愉快で孤独でちょっぴり切ない理想の生き方の見本ですよ(*´ω`*)

寅さんってすごい多様な生き方の先見性。

今こそ男女みんなリアルに寅さんでよくない?

 

おまけ✳︎見どころ

1.エイミーが「やったね」と無邪気に飛び上がるシーンが2回あって、そこが妙に好きです。

飛び上がり方がマンガ的というか、イヤミのシェー!みたいなポーズなんです。

エイミーの中のガールはゴーンしちゃったけど、サイコパスになってしまっちゃったけども、またエイミーがシェー!ポーズできる日が来ますように(=´∀`)

 

2.ニックの浮気相手の学生アンディが、なんか見たことあるなー!って発見!!

エミリーラタコウスキーやないかいな!

めっちゃかわいくて美しくて大好きなモデルさん💕

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ヤノマミ」…「人間理解は難しい」という前提から始める

 

グリーン・インフェルノ(字幕版)

グリーン・インフェルノ(字幕版)

  • 発売日: 2016/04/13
  • メディア: Prime Video
 

 

こっわ!

 

いわゆるジャングルに潜む人喰い人種に大学生たちがやられていくっていう、ただただ怖い怖い作品です。

 

もうですね、46歳の小心者の心の臓なんか縮み上がりまくりです。おじいちゃんおばあちゃんには絶対見せちゃだめです。R18ってそらそーだです。

プライムで普通に見れますけど大丈夫??

 

怖いって、いろんな種類ありますが、嫌悪感で動悸が止まらない系です。

2度は見ないです_:(´ཀ`」 ∠):

 

これはただのホラーなんで、そこに社会的なメッセージもないし、原住民族の描き方もイマジネーションは豊かかもしれないけれど、ただのホラーのエレメントでしかないです。

 

間違っても、社会的なメッセージを無理くり見出してはダメ。

という意味でもR18だと思いますね。

 

…まあ私自身が、ホラー✖️社会派と勘違いしたんですが…

 

でも観て、全然ちゃう〜と。見かけ(パッケージ)に頼りすぎちゃダメだな〜

 

というか、私はNHKドキュメントの「ヤノマミ」が好きなんです。

そして、本当はこれ、「ヤノマミ」を語りたかったんです!

はい。

 

 

アマゾンのヤノマミという先住民族NHKの国分拓さんというディレクターとカメラマンが150日にわたって密着取材したドキュメントなんですが、これが素晴らしくて。

取材陣のしぶとさたるや。田中泯さんのナレーションもシブい!

 

国分さんの書籍も読みました。

 

ヤノマミ (新潮文庫)

ヤノマミ (新潮文庫)

  • 作者:国分 拓
  • 発売日: 2013/10/28
  • メディア: 文庫
 

 

かなり辛かったことが書かれていて、とにかく暑いし、ジャングルだし、腹は減るし、虫がうじゃうじゃだし ていう。

最初は持ってきたお土産とか渡して、部族の人たから食べ物もらってたんですが、あげるものがなくなると、部族の人たちも「じゃ自分で食べ物獲らないとね」となり、でも国分さんたちは山奥で狩りなんかしたことないわけで、何にも捕まえられないどころか、うまく動けないからだんだん足手まとい扱い(笑)って言う。。

 

ヤノマミ部族と暮らす日誌的な本なんですが、この国分さんの姿がすごく共感できると同時に

 

人間同士ってそんな簡単に理解しあえるもんじゃないな

 

という思いが強まりました。

「ヤノマミ」通して。

 

 

でも今どきの先住民族で、完全に外界との接触も影響もない種族って存在していないようで、最も古い風習を守る民族といわれるヤノマミもご多分にもれず、生活のあちこちに近代文明の影響が見てとれます。

 

だから、グリーンインフェルノ先住民族みたいな、あまりに近代からかけ離れた種族を見つけるのも、現代の感覚からは想像を絶するような風習を見つけるのも、まあ難しいはずです。

 

あと、グリーンインフェルノの「生きたままの人喰い」はホラーとしての創作ジャンルという意味ではきっと昔からあって、それに過ぎないんだとは思いますが、観るものが、実在の先住民族に重ね合わせてしまいかねない描写は、割と危険なことに思いました。

 

自分なりに国分さんのヤノマミの映像や書籍をリサーチ?した結果、現実にはそーゆーやたら過激すぎる部族はなかったのではないかと私は思います。

 

まあヤノマミの出産シーンはかなり重みがあって国分さんたちもだいぶショックだったらしいですが、それとグリーンインフェルノのホラー要素はやっぱり全くの別次元で、シンプルにエンタメのためのフィクションなんだなと感じます。

 

何故なら、敵とみなそうが食糧とみなそうが、基本的には動物を「生きたまま」食べるメリットってそんなにないからです。人間に限らず。

暴れるし、叫ぶし、下手したら自分たちがケガするし。

 

私が「ヤノマミ」から学んだのは、人間同士が理解し合うって難しいな、ということと、先住民族は、私たちが思う以上に理にかなった風習を持っている、ってことです。

 

リアルな先住民の世界では、何故それをするのか?と明確な筋の通った理由があって、主には過酷な自然環境をサバイブするためで、ムダに意味のない行為ってないんですよね。

近代文明人よりよっぽど。

ただ暮らす社会の土台が自分たちとはあまりに違うから理解できないだけで。先住民たちの過酷な環境なんか、わかるはずもないんですよね。

 

 

人類史に一切のカニバリズムがなかったとは思わないけど、自然の摂理を、現代文明人よりよほど理解している部族がむやみにやっていたとは思えないです。

 

というわけで、

人間がそうそう人間を理解できるもんじゃない

他者理解は難しい

てことをまず前提に私たちは生きねばならないんじゃないか、ということと、

 

でも国分さんたちみたいに

知りたい!

という人の探究心は

やっぱすごいし、面白いです。

それも人間。

 

ぜひ「ヤノマミ」、ドキュメント映像、書籍セットで見てください(*´∀`*)

 

 

 

 

 

 

 

 

「遊星からの物体X」の犬のパカ〜はアレ

 

遊星からの物体X (字幕版)

遊星からの物体X (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

名前はずっと昔から聞いていて、一度は観ないとな!

と思っていた作品。

SF映画の?というかジョンカーペンター監督はホラーの人で、ブーム的な人だったそう。

 

それはともかくカートラッセルってこんな時代(1982年)から俳優だったんですねー。

 

それもともかく、ひと言でいうと、まあまあ面白かったです。

南極のアメリカ基地が舞台。

 

地球外生命体が人間を襲って、人間のコピーになるんですが、

誰がコピーで誰が人間かが分からないって話で、みんなが疑心暗鬼に陥っていくんですね。

 

だいたい、誰が犯人だ!とか誰が宇宙人だ!とかが私は分からないことが多いんですが、それは最近の凝りに凝った作品に対してで、こんな40年も前の映画なら、そこまで、ひねってないだろうから分かるだろうと、たかを括っていたら全然分からなかったという(*´∀`*)

 

誰だ〜誰だ〜と思ってずっと観てたんですが。

自分的には主役のマクレディ(カートラッセル)に違いない!と結論づけたんですが、さてさて。

 

あと結局、マクレディの服を破いてたのは誰なんでしょうか。

ブレアさんはいつの時点で身体を乗っ取られてたのでしょうか。

 

なんか全然注意力足りない…

 

でも面白かったし、なんだろう。

 

昔のサスペンスとかホラーって、いやボーっと驚いてるより逃げろよ?とか、見てる場合じゃないやん、警察呼べよ?とか、女子たち叫んでないで立ち向かおうよ…などなどのちょっとイラッとするシーンが割と付きものかなーという印象なんですが、

遊星からの物体X」はあんまり、イラッとしないというか、割とみんながテキパキ動いていて、良かったです。

 

あと、タイトルにも書きましたが、犬の顔面がパカ〜って花びらのように開くシーンが!

 

バイオハザード」の何作目かでもありますよね。

犬の顔面パカ〜って。

 

バイオハザード (吹替版)

バイオハザード (吹替版)

  • 発売日: 2017/12/21
  • メディア: Prime Video
 

 

あと、名作漫画のひとつ「寄生獣」も人間ですが、顔面パカ〜ありますよね。

 

寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)

寄生獣(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 

元祖は「遊星からの物体X」だったんですね!

 

まさかそんな発見があるとは知らず、ボーっと観てたら、急にパカ〜っとしたので、すごいびっくりしました。

一瞬パクリやん!と思って、すぐにこちらが古いことに気づいたんですが。

 

まだCGもAIもない時代です。

やはり映画の最大の魅力というのは、テクノロジーの恩恵はあれど、あくまで人間か「こうしたら面白いはず!」という呆れる程真剣に考え抜いた発想力に敵うものはないんじゃないかと。

改めて感じた犬パカシーンでした。

 

あともうひとつ!

ノルウェーがポイント!

もしノルウェー語がわかる人なら、映画の冒頭からナゾが解けてますよね?

すご!ジョンカーペンター監督!

 

こちら前日譚だそう↓

 

遊星からの物体X ファーストコンタクト(吹替版)

遊星からの物体X ファーストコンタクト(吹替版)

  • 発売日: 2017/12/28
  • メディア: Prime Video
 

 

 

そんでブレアさんがいつ身体を乗っ取られたかも、あの時からか?って今ごろ時間差で分かった気が…(´ω`)

ジョンカーペンター監督…

 

 

 

原作は1938年出版のSF小説ですって。

 

 

 

速報「ミステリと言う勿れ」もうすぐ8巻発売だから、予約してみた

 

 

田村由美さんといえば私は断然「BASARA」が大好きで、学生時分に感動しながら読んでました。

 

BASARA(1) (フラワーコミックス)

BASARA(1) (フラワーコミックス)

 

 



 

最初「ミステリと言う勿れ」は「BASARA」と表紙の絵柄が違うので、田村由美さんの作品だと気づかず。

 

本屋さんで中3の子供に「これ人気らしいで」と言われて手に取り、作者名を2回見直して、

田村由美さんやん!

と。

で絵柄が違う…別人??と中をパラパラめくると、主人公の整(ととのう)君こそ、今風の大学生風だけども、BASARAの田村由美さんや!と納得したのでした。

 

にしても、今7巻まで読んだのですが

 

めっちゃ濃いい!

 

めっちゃいい!

 

もうすぐ8巻発売!3月10日!水曜日!

Amazonで予約済み(*´∀`*)

 

ミステリと言う勿れ (8) (フラワーコミックスアルファ)

ミステリと言う勿れ (8) (フラワーコミックスアルファ)

  • 作者:田村 由美
  • 発売日: 2021/03/10
  • メディア: コミック
 

 



まず主人公の久能整(ととのう と読む)くんの髪型がステキ。

 

で、推理モノの少女漫画ってあんまり読んだことないんですが、田村由美さんの推理の捻りがすごいです。

 

こーきて、あーきて、そーきて…

捻りのミルフィーユ戦法〜

 

伏線すごい〜

 

 

それだけでもめっちゃ面白いんですが、

さらにそれだけでは終わらないのが

「ミステリと言う勿れ」の末恐ろしいところで、

 

なんつっても、余計なことをついつい言ってしまう性分の主人公の整(ととのう)青年の

 

おしゃべりの内容が素晴らしく面白いんです。

 

たとえを一つあげますと

刑事で新人で女性の風呂光さんとの会話。

 

f:id:tsubatarou:20210305215134j:image

風呂光さんが男だらけ、おっさんロマン至上主義の警察組織のなかで居場所をなくしていて、

「私の存在意義って何ですか?」って整くんに聞きます。

整くんは、人間には3種類あったらいいなと思うと。

男女とまたもうひとつ。全く思考回路の別の種族が同じ配分でいたらいいなあ。

僕の偏見だけど、おじさんは徒党を組んで悪事を働く。隠蔽したり、談合したり、汚いお金を動かしたり。

でもそこに女の人が混じっているとやりにくいんですよ。

でも女の人は群れないし闘わない。

だからもう1種類いたらいいなあ。

おじさんたちを見張れる存在。

それが風呂光さんじゃないですか。

 

もひとつ。

f:id:tsubatarou:20210305220327j:image

書き疲れたので画像で…

軽く表すと

子供のいないお前に何が分かるかー!

と言われ

子供は持ってないけど子供だったことはあります

親になったら忘れるかもしれないけど僕はいま子供の立場から話しています

とか

 

 

 

整くんは、要は関西弁的に言うと「屁理屈いい」なんですね。

それでウザがられる。

だから自分に似てるってのも感じるし(笑)

 

でも言ってることは120%、納得できるし、気づきと共感がたくさんあります。

 

私たちが普段、とらわれている固定観念や先入観や社会規範の先を見つめ、水平な眼差しでものを見る整くん。

整くんは、バイアスのその枷をはずしてくれます。

 

 

本当にそうなの?

それは自分の考え?

 

という思考回路の人です。

 

世間では当たり前だからとか、世の中そーじゃん、では絶対判断しないんですね。

 

それが毎回でてくるんですよ。エピソードごとというか、エピソード内に何回も。

というか口を開けば、だいたいそーゆー屁理屈(*´∀`*)

屁理屈というか、弁論というか?

 

論理展開が素晴らしくて、だから、目からウロコ的な楽しさがたくさんあります。

屁理屈というにはあまりに論理が整理されていて、屁なんかじゃなく、ものすごく理屈に合っていて、もうシン理屈な感じなんですが。

ゴジラ風にいえば。

空手風にいえば、極真理屈。

理屈の中の理屈。

 

理屈

1.物事の筋道。

%E7%90%86%E5%B1%88とは - Weblio辞書

 

2の無理につじつまを合わせた論理。こじつけの理論。

ではないんです。

本気の論理派です。

 

とにかくどのエピソードも濃くて濃くて。

読むのも結構時間かかります。

でも楽しい!

面白すぎて、2回読み。

3回目読むかも…

 

 

まあそんな論理派で理屈いいの整くんだから、友達も彼女もできないし、そもそも整くんは友達も彼女も欲しくなさそうです。

 

ただ、多分整くんは辛い過去があって、屁理屈という名の真実で自分を守る手段をとっていそうです。

 

 

今後の展開次第ですね。

最新刊が届くのとっても楽しみです(*´꒳`*)