名前はずっと昔から聞いていて、一度は観ないとな!
と思っていた作品。
SF映画の?というかジョンカーペンター監督はホラーの人で、ブーム的な人だったそう。
それはともかくカートラッセルってこんな時代(1982年)から俳優だったんですねー。
それもともかく、ひと言でいうと、まあまあ面白かったです。
南極のアメリカ基地が舞台。
地球外生命体が人間を襲って、人間のコピーになるんですが、
誰がコピーで誰が人間かが分からないって話で、みんなが疑心暗鬼に陥っていくんですね。
だいたい、誰が犯人だ!とか誰が宇宙人だ!とかが私は分からないことが多いんですが、それは最近の凝りに凝った作品に対してで、こんな40年も前の映画なら、そこまで、ひねってないだろうから分かるだろうと、たかを括っていたら全然分からなかったという(*´∀`*)
誰だ〜誰だ〜と思ってずっと観てたんですが。
自分的には主役のマクレディ(カートラッセル)に違いない!と結論づけたんですが、さてさて。
あと結局、マクレディの服を破いてたのは誰なんでしょうか。
ブレアさんはいつの時点で身体を乗っ取られてたのでしょうか。
なんか全然注意力足りない…
でも面白かったし、なんだろう。
昔のサスペンスとかホラーって、いやボーっと驚いてるより逃げろよ?とか、見てる場合じゃないやん、警察呼べよ?とか、女子たち叫んでないで立ち向かおうよ…などなどのちょっとイラッとするシーンが割と付きものかなーという印象なんですが、
「遊星からの物体X」はあんまり、イラッとしないというか、割とみんながテキパキ動いていて、良かったです。
あと、タイトルにも書きましたが、犬の顔面がパカ〜って花びらのように開くシーンが!
「バイオハザード」の何作目かでもありますよね。
犬の顔面パカ〜って。
あと、名作漫画のひとつ「寄生獣」も人間ですが、顔面パカ〜ありますよね。
元祖は「遊星からの物体X」だったんですね!
まさかそんな発見があるとは知らず、ボーっと観てたら、急にパカ〜っとしたので、すごいびっくりしました。
一瞬パクリやん!と思って、すぐにこちらが古いことに気づいたんですが。
まだCGもAIもない時代です。
やはり映画の最大の魅力というのは、テクノロジーの恩恵はあれど、あくまで人間か「こうしたら面白いはず!」という呆れる程真剣に考え抜いた発想力に敵うものはないんじゃないかと。
改めて感じた犬パカシーンでした。
あともうひとつ!
ノルウェーがポイント!
もしノルウェー語がわかる人なら、映画の冒頭からナゾが解けてますよね?
すご!ジョンカーペンター監督!
こちら前日譚だそう↓
そんでブレアさんがいつ身体を乗っ取られたかも、あの時からか?って今ごろ時間差で分かった気が…(´ω`)
ジョンカーペンター監督…
原作は1938年出版のSF小説ですって。