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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

子供の手術。1 コロナ禍での入院生活

娘が手術を無事に終えて退院しました。

 

そくわん症という背骨が曲がる病気で背骨にボルト入れてまっすぐにする手術でした。

そくわん症については、およそ5000人に2人くらいと言われていて、思春期の細身の女子がなりやすいそう。

後天的なものは原因ははっきりしてなくて、治療はコルセットつけたり手術したりとなります。

でもまあうちの子は腰痛もなく普通には生活していたんですが、歪みが進行しちゃうので、やはり30年後などを考えて10代後半から20代前半くらいに手術することが多いそう。

 

とはいえ娘が診断されたのは一年以上前で、骨が歪むのは年間1度くらいの進行なので、今すぐに!とかの緊急性はないです。

初めてレントゲン見たとき、ぎゃひっと親子でびっくりしたのが懐かしい…

 

そんな長期計画のなかでいよいよ入院したんですが、時はコロナ禍。入院前は、付き添いはおろか、病室に入ること自体が一切禁止されていて、正直不安いっぱいでした。

 

いろいろ病気や病院のこと調べたり、手術した人のブログ見たりしていても自分たちにとっては未知な体験で、初めての外科手術でもあり。手術には8時間かかると言われていて、直後には少し会えるらしいものの術後の様子は全く分からないとか…えー。

 

一気に不安。

 

先生に一般病棟じゃなく小児病棟なら入室許可があるから入る?と言われたもののお年頃の高校生にはそれも苦痛らしく。まあそらそうか。。

 

で、家族みんな、いよいよ&コロナ禍で不安いっぱいに入院スタートしたんですが、緊急事態宣言が明けてから、延期していたさまざまな手術が解禁され患者数が激増だそうで、病棟を選べない状況らしく、結局大人も小児病棟に入院したりしていて、娘も小児病棟に配属?となったのです。

 

ということで入院当日。看護師さんから、ここは小児病棟につき1日15分、ナースステーション前で会うのはオッケー、術後の歩けない時期は病室に15分、両親1人だけならオッケーと聞きました。

良かったです。

 

実は私は子供の入院前にあまりに不安すぎて会社に介護休業を申請してました。入院中じゃなく、退院してからどんな感じの生活になるかわからなくて仕事している場合じゃないんじゃないかと…だから2週間くらいは自宅で付き添っていたいなと。

 

で会社からは、医師からの診断書が必要と言われて、担当医に話したら、いや介護休業取る必要はないですとのお返事。。

手術自体は大がかりだし、術後すぐの数日は痛みがあるけど、かなり早い段階で回復して普通に生活できるそう。

 

と言われても、いざという時にめっちゃ疑り深い私は、半信半疑だったんですが、それはコロナ禍で付き添いも会うこともできないってのもあり、15分でも会えると分かって、先生を信じる気持ちも生まれ、介護休業は辞めたのでした(笑)。

 

で、入院から3日後の手術当日。

手術したことないから知らなかったけど、患者はすたすた歩いて手術室に入るんですね。

ドラマみたいにみんなベッドで搬送されるんじゃないんです。

 

そして8時間、朝から夕方まで病院内でうろついて。

やっと終わった時にはチラッと会えたんですが、麻酔から意識さめて間もないし背骨が反る〜とうめいていました。

その後、父母1人ずつ15分だけ病室に入るのも許されました。

次の日からは毎日15分。

仕事だったので終わってから通いました。

正直15分でも顔が見れて話すことができて、本当に良かったです。

本人は4日くらいはとにかく痛いから痛み止めするけど効かないとか寝れないとか、動いたら痛いとか、それはそれは大変だったとは思います。

でもごめん。

ママは正直無事に手術が終わって、15分様子を見に行けるだけで、本当に安堵100パーやったです(´∀`*)

 

それにやっぱり先生も言ってたけど、若いってスゴイなというか、回復スピードが早い!日に日に出来ることが増えて、10日後にはどえらく喋り倒して看護師さんに叱られましたよ。

 

まあ4人部屋だしね…部屋が足りてないから内科外科一緒くたぽいし、みんないろいろ病気抱えて入院してるわけで。そう、入院したら、周りはみんな病気です。

カーテンは開けちゃダメだしコミュニケーションは取れなかったようだけど、自分だけが孤独でもないわけで、本人もなんか思うところはあったかもしれんなと。

早く退院したい!ばかり言ってましたが。

で、誰もお見舞いに来てもらえないオカンだけ15分会える騒がしっ子は次の日からは病室で面会でなくナースステーション前面会になりました。

 

今回の2週間の入院手術でいちばん思ったのは、コロナ禍なんだな、ということかもしれません。

 

日常ではもう慣れてきた部分もあったけど、いざというときに、コロナということを加えて考えないといけないんだと。

 

ただその中で看護師さん達も患者さんたちも医者も出来る限りのベストで頑張っていて、今こういうルールでやってるんですね。

多分コロナ禍の初期は、もっともっと混乱してたでしょう。

 

病院には、そういう混乱期を超えての今がある感じがありました。

 

では次は治療費やらお金の問題に続きます。

 

相棒 2022元日スペシャルがやっぱり面白かった

「相棒」をずっと観てきました。

飽きもせず…というくらいに続くドラマですが、もはや観るのを辞める理由がないだけ、と言う感じです。

 

でも最近のは内容がいまいちな時も多くて、その中で2022年の元日スペシャルは、久しぶりにめちゃめちゃ良かったです! 

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と思ったら脚本が太田愛さん!

やはし!好きです。太田愛さんの小説も。

 

何が良いかというと、テーマが社会派ど真ん中なんですよね〜。右京さんのラストの決めゼリフが、いつものアレ的に分かっていてもカッコいいです。

 

それに、笑いがあります。昔の亀山薫時代みたいに、ユーモアあふれる掛け合いがあります。

あと今回は、イッセー尾形さん登場。あの上手いんだか素なんだか、フシギな存在感で、面白いです。

今回は入院しているおばあちゃんとの会話がシュールで良かったです。

アドリブですね、きっとあれは!

 

飯島直子さんも出ていて久しぶり。反町さん演じる冠城亘の姉の設定がフシギな感じですが、あんま変わらないですね。どうでもいいけど飯島さんの「ふくちゃん」という時の声が好き(*´∀`*)

 

あと、太田愛さんの小説「幻夏」でも少年出てくるし、しかもこう似ているっていうか、いろいろ事情があって親がいなかったり貧乏だったりという。

そういうのも沁みます…。涙もろくなった40過ぎには泣かせる…

 

2018年の元日スペシャルも良かったみたいで書いてました(´∀`*)

この時の脚本はダレ?と気になって調べたら…

 

太田愛さんでした〜。

いつまでも元気で元日スペシャル書いてくださいね。お願いしますー!

 

 

 

リアルは映画よりスキャンダラス〜

 

 

アメリ保守系大手TV局のFOXを舞台にした、事実ベースの映画です。

 

2016年に起きたいわゆる大物セクハラ訴訟。

 

主要キャラのニコールキッドマン、シャーリーズセロン、マーゴットロビーが演じた女性キャスターたちが見事にみんな金髪で実在の人たち。

 

と言われてもFOXもセクハラ帝王でCEOのロジャーエイルズもキャスターのメーガンケリーもグレッツェンカールソンも、知りません。

多分見たことない。

 

もし私がアメリカ在住でFOXニュースも馴染み深かったら、もっとウギャーって楽しかったんでしょうね。

 

アメリカで4大ネットワークと言うのがNBCCBS、ABC、FOXのことを指すそう。日本とは違ってそれぞれが政治的支持があからさまなのが特徴で、自局の意見をビシバシ発信するそうな。

 

で今回の映画は、FOXニュース自体も主要キャラも実名実在で構成されていて、え!加害当事者のロジャーエイルズはこれオッケーなん??とフシギだったんですが、彼は2016年FOX引退後、トランプ元大統領のアドバイザーに就任するも(セクハラ事件後に要職につけるあたりもスゴイ)、2017年に病気で死去されたそう。

 

うんうんこれは、いろんな実際の事件知らなくてもいいけど、にわかでも知った上で見たほうが面白い気がします。

 

そもそもFOXニュースってTV局が保守系の大手らしく、女性キャスターは足を見せたりするのが人気だったりしたそう。今もそうなんでしょうかね。

 

テレビニュースの女性キャスターやスタッフって日本でも暗黙のいろいろ、きっとあると思うんですよ。小島慶子さんが言ってたけど。

 

で気になるのが大物CEOを告訴し大暴れしたグレッツェンカールソンと有名キャスターメーガンケリーのその後なんですが。

ヴォーグジャパンによれば、

メーガンケリーは、FOXニュースと対局と言われているNBCに移籍したそう。20億円とも言われる契約金で冠番組持っていたそうなんですが2018年に、問題発言が炎上して番組がそのまま打ち切りになった後はテレビには一切出ていないそうな…

 

映画以上にスキャンダラスな現実!

 

で救いはというかエイルズを告訴した当人グレッツェンカールソンは、2000万ドルの和解金を手にした後、著作がニューヨークタイムスベストセラーになったりしつつ、Wikipediaによれば、今度はミスアメリカの運営でもすったもんだしたよう。

でも一応いちばんまともというか、女性の尊厳や権利のために活動するという芯はぶれていなさそう。

 

 

ちなみにシャーリーズセロンって見るたびに顔が変わるなぁと思っていたら、このメイクこそがカズ•ヒロがメイクアップ&ヘアスタイリングでアカデミー賞受賞したとのこと。メーガンケリーご本人にそっくりだそうで、なるほどということです。

 

ちなみに2

原題はBombshell。意味は爆弾ですが、金髪美人みたいな意味もあるそうで、主要キャラお三方そのものです。やっぱり皮肉ってるよね?

 

日本でもそうだけど、女性キャスターやアナウンサーが美人が多いのを私は、小島慶子さん的に感じるのですが、ただアメリカと日本の違いというか、日本の女性キャスターはフジテレビしかり、割とサラッとお嬢様タイプが多い気しますがアメリカの女性キャスターは…ただただ強そう。どっちかいうとアメリカのダイレクトな強い感じのが好きかもですが、私は有働由美子アナ推しなので、どちらにも肩入れはしないでおきます。

 

ちなみに3

小島慶子さんって女性誌によくコラム書いてたりするんですが、それが結構ど真ん中をズシンと刺す深い内容だったりして前から気になってたんです。

上のハフポストの記事読んで、もはや尊敬の域くらいになりました。

こういう人がいるのはまだまだ日本のメディアも捨てたもんじゃないのかな〜(*´∀`)♪

 

 

お正月深夜映画

 

 

ジャックブラックという人を一言で言わせてもらうと、ジャックニコルソンの弟子。

いや実際のところは知りませんが、てか違うけど、私のなかのイメージです。

ちょい小太りでちんちくりんで目つきがするどくて、お調子者だけどシリアスにもなれる。

 

 

 

こういう、いやイケメンじゃないのになんでそんな高飛車?自信満々?みたいな存在感、嫌いじゃないです。

School of Rockは、子供達と歌をステキに歌ってて、ギター弾いて、ノリノリだし、なんか感動。

 

大人からしたら社会不適合なダメ教師が子供の心つかむ、みたいなの大好きだし、やっぱりジャックブラックというキャラがフィクションにリアリティを与える演技が素晴らしいです。

で、結局、既成からはみ出した位置から、黒子的役割の子供達にも勝手に仕事与えて能力を磨いたり自信をつけさせてるわけで、しかも

Rockイコール大人ウザイ、大物に刃向かえ

というロックの原点を英才教育して、自主性を育てるという、まあなんやかや言って今の教育に必要だけど足りていない部分をはっきり指摘してたり。

子供達がかわいいし、楽しい映画でした。

 

 

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プライムビデオでは扱いないのかしら。

見当たらず。

またも歌えるコメディできるぽっちゃりスター。

なんか、そういう新年?

歌はポールポッツご本人の吹き替えだそう。(Wikipediaより)

 

イギリスのTVショーでオペラ歌って優勝したポールポッツの半生を映画化してます。

 

なんといってもやっぱりポールを演じたジェームズコーデンのふくふくしたかわいらしさ。に、恋人のジュルズ役の女優さんがまたいい!

何このほんわかカップル。なごむわあ(´∀`*)

アレクサンドラ・ローチさんというらしいです。

 

今回新年深夜映画のふたつともが

コメディタッチ

ぽっちゃり

地べた系

で当たりでした。

幸先のいい感じ♪(´ε` )

 



 

いつだって50代以上のおばちゃんに救われてきた

新年を平和に無事に迎えれることかできました。

 

そこで、感謝を表したいと考えて、誰に感謝しようかと思案し、思い出した事がたくさんあるので、名も知らない「おばちゃん」ズにこの機に感謝しようと思います。

 

困ったときに名も知らぬ赤の他人から助けられる

 

ということが、人生にはままあります。

 

私にも何度かあって、考えてみたらそのほとんどが「知らないおばちゃん」だという衝撃の事実にこないだ気付きました。

 

10代後半、友達といろんな町々をサイクリングしていた時期。知らない町で雨が降ってきて、友達と立ち往生していた時に「べちゃべちゃやん。ごめんやで、タオルないねん。これをサドルに敷き」と声をかけてくれて新聞紙くれたおばちゃん。

 

20代の頃、付き合ってた人と知らない町をドライブ中にケンカして、腹立って車から降りたものの迷子になって泣きべそかいていたときに(何してんだか笑)、声をかけてくれて最寄駅まで原付に乗せて連れて行ってくれたおばちゃん。

 

30代の頃、初めての夫の側の法事で、しきたりを知らない私に、カップラーメン2ダースのお供え(夫の田舎では日用食品を供えて後で配る風習があります。私は元来の都会っ子だからか「菓子折」以外のお供えを知らなかった)の、熨斗の巻き方をどうするか含めて法事スタイルアレンジと運びやすい仕様に見事にカスタマイズしてくれた総合スーパーの店員のおばちゃん。これ無料ですよ。

 

そして先日。スーパーで牛乳パックをぶちまけた私に(なんしてんねん(>人<;))「床の汚れはいいから自分にかかってない?大丈夫?」とテキパキ片付けてくれたのも店員さんのおばちゃん。

 

これ以外にも、おばちゃんに助けられたこと多々あり。

どういう訳か、困っていたら声をかけてくるのがおばちゃんズ。

 

別におばちゃん達はそういうNPO法人に所属しているボランティアとかでない訳で。

要はただのお節介ともいう。

でもです。

私は本当に助かったし嬉しかったんですよ。

 

私は、この世界を平和に救っているのは、名もなきお節介なおばちゃん達なんじゃないかと思うんです。

 

日常ではきっと、息子や娘に「うざ」とか言われているお母さんだったり、道端で人の噂話に花開かせてたりするのかもしれない。

 

おばちゃん達に正義の味方の風情はないです。

 

でも、大上段からエラそうなこと話してても、日常のなかで何にも役割果たしてないエラいエラいおいちゃん達より、よっぽど頼れる存在じゃないでしょうか。

 

やおいちゃんでも、きっと世の中にはいいおいちゃんもいるはずです。ただ私が出会った街中の名も知らぬヒーローのおばちゃん率が圧倒的に高いだけで。

 

確かにおばちゃんがお節介焼くのはある意味ヒマなのかもしれないし、ヒマになれるだけの精神的ゆとりは誰かがもたらしてくれたものかもしれません。

 

でも。私がもしヒマなら、誰かを救えるだろうか。

その時にそこいらの若造を凌駕するスキルとスペックを備えてるだろうか…

 

おばちゃん達に支えられて生きてきてこれたかもしれない。

 

だって、赤の他人からの親切ほど、救われた気持ちになるものはないから。

 

気づけば私も「50代のおばちゃん」が目の前。

えー。

まだまだひよっこー。

まだまだスキル足らず。

 

そうかー。

でも何年かのうちに、知らない人に声かける精神的ゆとりと呑気さ持ててますよに。

 

地球が平和ですように。

 

おばちゃんズ、ありがとうございますm(_ _)m

 

 

ジェイソンモモアしか見えない

 

 

やっと冬休み。もう少し早めに休みが欲しいです。

でもサービス業の方は普通に仕事ですよね。

最近は年末年始の1日ずつ休みもあるけど、昔はお店とかスーパーも三が日は休みだったような。

別に冷蔵庫あるから食べ物に困らないしお餅食べときゃいいと思う。

それか田舎帰るより稼ぎたいヒマな学生アルバイトさんに任すか。コンビニ的に。私もそうだったなぁ(´∀`*)年末年始は時給いいんですよね。

 

でも社会福祉士で特養で働く従姉妹は、元旦も仕事。

国よ助成金で給料上げてやってください。

あと独身だからシフト入れられるそうな…優しいんだか損なんだか。いや独身って理由で仕事入れられるなら、なんかくれ、ですよね。まあでも年末年始の手当でるなら田舎帰るより働いてた方がいいか…

代わりにオフシーズンに旅行行ったりもして。

初詣一緒に行く彼氏もいないことだし。

いやでも田舎の親戚なんかに気を遣わずとも友達は?

って言っても40過ぎたらだいたい友達も既婚者か…

従姉妹の暮らしをついつい深掘り。

ほんとね、大事な仕事です。

手堅く真っ正直にプロだから、いつかきっとラクができるはず。

母や義母を見てると既婚でも子育て終われば、離婚したり死別したり、また友達とつるむ、ってなるようだし。

 

話がめちゃくちゃそれました。

アクアマン。Amazonプライム無料。

ついつい怠けて吹き替え版。

 

勘違いしたというか思ってたのと違う?からか、もっとシュールな感じに思っていたんですが、普通にアクションSFエンタメでした。

 

だからって全然ダメじゃなくて、ポニョをリアルにしたような映像美がドカンドカンですごい!

 

 

あとジェイソンモモアがひたすらカッコいいです。

いやびっくり。こんなゴツいイケメンいるのか!

しかもこのガタイでこんな人魚姫的SFファンタジーの主役はるんだ!

 

デカい人が心根が優しいって構図はいつも心掴まれるんですが、よく考えたらデカい(プラス長髪、ヒゲ)→ワイルドでケンカ強そう→悪くいうと野蛮ぽい、アホっぽい→なのに賢くて優しい→ステキ

 

みたいなちょい偏見から入ってる気もしたりして、いかんいかんと自分を戒めたりしながらジェイソンモモアを観ておりました。

 

ジェイソンモモアしか観てないくらい(*´◒`*)

 

でもお話しもいいですよね。多様性の大切さとかテーマも盛り込まれているし。

 

水の中の映像がここまで美しい作品も今までなかったのではないかなと。もちろん本物じゃなくてコンピュータの力ですが。

 

ジェイソンモモアにも次回作にも期待高まりました(*´∀`)♪

 

 

薄気味悪さと優しさと

 

 

映画化されたシリーズ。ネタバレありです。

ネタバレしないで読む方か断然おもしろいです。

 

 

まず怖いというか、「ユリゴコロ」ってタイトルがもうなんだか薄気味悪いし、その薄気味悪い感覚をずっと維持しながら、最終的に親子の深い愛の物語に仕上げていくなんてやっぱりあなどれない作家さんです。

 

ミステリは好きだけど、ホラー小説は苦手なので、夜更かしして読みながら、トイレに行くのが怖くなってトイレ我慢して、でも辞められずずっと読む、みたいな感じで1日で読み終えました。

 

薄っぺらにまとめると、人が死ぬ姿に「ユリゴコロ」を感じて満たされるサイコパス母ちゃんが、父ちゃんとの出会いと家族を得ることによってユリゴコロなしで満たされてサイコパス卒業かと思いきや、過去の殺人に足を救われ破滅し、たかと思いきや実は。

 

ハッピーエンドなので読後感は薄気味悪さも払拭され、良かった〜(*^o^*)と終われます。

 

でも、このギャップ。

サイコパスも人の子。

サイコパスは真の愛で変わる。

みたいなことを言いたいわけではないとは思うんです。

 

じゃあ何が言いたいんだと考えても、私には分からないんですね。テーマみたいなものが。

貞子シリーズが恐怖をテーマにしているように(リング読んだ時ほんと怖かった…)

作品の薄気味悪さと思いがけない展開のそれ自体が大事なんかなぁと。

 

たとえば芥川龍之介のくもの糸とか、宮沢賢治注文の多い料理店とか江戸川乱歩人間椅子とか、横溝正史金田一シリーズとか、そういう薄気味悪さが魅力というか、ダークファンタジーと言うには、ファンタジーさが足りないかもですが、新しい形、現代的なホラー小説なんかなと。

 

ホラーでもないな。この小説は何だというのがわかりません。

 

最初はなんだコイツこえーってサイコパス母ちゃんの辛い状況に同情や共感が湧き出てきて、最後は幸せになって!と感じるのは、本当に不思議です。

 

最初の方のサイコパス母ちゃんの子供の頃の話で、井戸に虫を落とす場面や人形を逆さまにしてミルクのます場面とか、めっちゃ薄気味悪いです。

だけど大学生あたりの化粧が濃ゆいミツコちゃんが出てきたあたりから、ちょっとなんていうか、歪んだ青春小説みたいなノリが出てきて、そこはかとなくユーモアさえ感じながら、「ラーメン」が出てきたあたりは、もはや自分がサイコパス側で共感してるんですよね。

 

ああフシギ。

 

そこに輪をかけて不幸が重なる母ちゃんが、父ちゃんと運命的に出会い、「普通の幸せ」みたいなものに満たされて良かった〜とはならずなのは読めるとして、物語の狂言者であるサイコパス母ちゃんの息子の亮介の恋愛話や仕事場の人間模様が絡んで、物語は思わぬ方向に。

 

あえてちょっとだけ不満をいうとすれば、この亮介があんまり自分で動かないというか、単純すぎるというか、面白みがないというか、周りのクセが強過ぎて、主人公的位置だけどなんとなく影が薄いところでしょうか。

 

もう少し、母の存在に苦悩しながら成長していくみたいな様を見たかったような。

 

あと基本的にみんな優しいです。

だから結局母ちゃんはサイコパスになりきれなかったのかもしれません。

 

というわけで気味悪さと優しさと、なんやかや人間ってしぶといよね!とが胸に迫るおもしろい物語でした。

 

 

5分間のモラトリアム

サッカークラブに入っている息子くんは

基本的にあまり練習に熱心ではありません。

 

サッカーよりゲームがしたい、面倒くさいというところかな。

それでいつもサッカークラブの日はなんらかのやんごとなき事情を相談しにきます。

 

ある日、いざサッカークラブに出発だという間際、何もしていないのに足が急に痛み出したと神妙な面持ちで訴えてきました。

ただ、その直前まで今日は体育が楽しかった〜(*^o^*)と話していました。痛いという足をみてもどこにも腫れも傷もありません。とはいえ足を引きずりながら痛いと言い張るので

 

「そうかあ、じゃあ今日はサッカー休む?」

 

ときくと、「うーん。行きたかったけどしょうがないから休むわ」とのこと。

 

「分かった。じゃあ今日は休んで明日に振り替えていくことにしよう」

 

と話しました。

すると

 

「え」

 

とハトが豆鉄砲くらうの顔です。

 

「いや今日休んでも振り替え制度があるから明日に行けるよ、良かったね」と説明。

 

そうなんだ、良かったー足が直ったらじゃあそうするね!

 

と決着。

 

…5分後。

 

ママ…。○ちゃん(息子)、足が治ってきたみたい。

だからサッカー行ってくるわ。

 

ほう!急にまた足が治るなんて良かったわぁ。でも大丈夫?

 

うん、大丈夫!行ってきまーす!

 

とサッカークラブに飛び跳ねながら向かいました。

 

足もぴんぴん。

 

めでたしめでたし。

人は この支配(暴力)からの卒業 はできるのか

 

 

読書好きの会社の同僚が貸してくれて、返さぬうちに同僚が会社を辞めてしまい、そのまま借りパクしていた本。

辞める時に返そうとしたんですが、まだ読んでなくて〜と話したら、あげますと言われました。

 

それが3年ほど前で。やっと読みましたよ。Tさん。

時間かかってごめんなさい(*´Д`*)また会いたいです。

 

三浦しをんさんは「舟を編む」の人です。「光」はその前に書かれたようで2008年初版。

ネタバレあり。

 

美浜島にくらす信之、美花は幼馴染中学生カップル。同じく幼馴染の小学生の輔(たすく)は父親に毎日殴られていて痣だらけ。ある時、島を津波が襲い、島がほぼ全滅します。生き残ったのはこの3人と輔の父親と実花をレイプする山中と灯台守のおじいさんだけ。

 

それから20年くらいが流れて大人になったそれぞれがいびつな形でまた繋がっていきます。破滅に向かって。

 

まあ重いです。

 

テーマは暴力です。

暴力は暴力で返ってくる、みたいな内容が要所に出てきます。

 

にもまして、読んでいてとにかく気が滅入るというか、心がざらついたというか、まんじりともしなかったのは、出てくる登場人物が全然いい奴がいないっていう部分に尽きまして_:(´ཀ`」 ∠):

 

主人公?の信之筆頭に。

 

でですね、美浜島を襲った津波がきっかけに、てな感じに思えるんですが、津波で人生狂ったんじゃないよね、これ。

 

信之はそもそもイケズだし、美花は利己的だし、輔はこじらせてるし。

 

子供を毎日殴る虐待親父の輔の父親はいわずもがな、最悪で。信之に殺されたカメラマンの山中は最初から昔風のロリコン親父キャラだし。

 

ただいちばん謎なのは、やっぱり信之で、彼がなんであんなに歪んだ思考の持ち主なのかが最後まで分かりませんでした。

 

最もかわいそうなのか輔かなと。

 

で、この小説がさまざまな暴力を描いてるという前提で整理してみると

 

子への虐待 →輔の父親、酒乱という南海子(信之の妻)の父親、信之と南海子の娘、椿ちゃんに対する南海子のいろいろ

性暴力→山中、椿ちゃんの事件、あと私は美花に対する中学生信之も入ってる思う

津波→島民ほぼ全滅

 

という感じでしょうか。

確かに全部、形は違えど人間のさまざまなものを破壊するという意味では暴力です。

でもあれ?と思いまして。そもそも津波自身は暴力じゃないと。読んだ後も、やっぱり津波ってそもそもメインテーマにそれほど関係ないなと。

暴力ってのは支配の手段だから。

自然がもたらす圧倒的な力は、人間を支配しようという海の神ポセイドンの仕業ではない限りはやはり暴力とは一線を画すし、先にも書いたけれど、津波があってもなくても、登場人物たちの性根のゆがみ具合は関係なくて、もとから曲がりまくっています。

 

面白いくらいに。

 

ではなんで、信之も実花も歪んじゃっていたのか。津波に見せかけて、津波が原因じゃないなら何があったのか。

 

私の見解としては、父親からの輔への暴力がすべてだと思います。

というか、それを見て見ぬフリして糾そうとしない島すべて。というか。

 

このぱっと分かりやすい感じでない暴力の怖さがしをんさんの、うぬうっていう上手いところなんでしょうね。

 

輔の視点が全てです。

津波が来て、輔への虐待を見て見ぬふりしてきた島民たちが死んでしまった。それを喜ぶ輔。

でもいちばん死んで欲しかった父親は生きていたと知った時の輔の絶望。

 

輔ビジョンでは、

虐待を見ぬフリをした島全体の「暴力」に対して、津波という報復があった。

父親には、酒に飲まれ死ぬという報復。

けれども輔自身も、大人になってから、かつての山中殺人で信之と美花を脅迫し、そのせいで信之に殺されます。

だから暴力には暴力が帰ってくる、てな理屈なんだと思うんですが

ただ私は輔が暴力で返されるような暴力をどの時点で行ったかが分かりませんでした。報復の割に合わないんです。輔だけは。

 

輔の人生って何さ、と。

 

それがこう小説のテーマのロジックに合わないから、どこかで輔は暴力を使って何かを支配しようとしたか振り返ってみたものの、読み取れず。性格はひねてしまっていても、なんか常に支配される側じゃない?と。

 

うーん。

 

ということで主人公として信之視点で見てみても、信之の性格の悪さに共感はなかなかしにくいし、輔はひたすらやられぱなしで悲しすぎるし、救いがあんまりないです。

 

でもひとつ。

信之が最後、家族のもとに帰るところ。

あれはなぜ信之が帰ってきたか?

私はあれはただただ娘の椿ちゃんのためだと思うんですね。ため、っていうか椿ちゃんへの思い?

 

冷徹な鉄仮面の信之が、それでも平穏に生きたかった、そして南海子と椿ちゃんという自分の居場所を見つけた。

 

結局誰にも心を開かないだの妻を愛してないだのいいつつ、なんやかやで愛してるやん?それ。

みたいな。え、そんなオチちゃうよ?って三浦しをんさんに言われそうですが、そこは読者の自由な解釈として(´∀`*)

 

なんにしろ、性格が腐りきっている信之も、椿ちゃんという我が子の存在には安らぎを感じられるようになって良かったね、という結論。

 

にしても…割に合わない輔よ…

割もクソも暴力の連鎖は誰も救わないということでしょうか。

 

いい奴、一人だけいました!

いつも何故か大変なときに現れて助けてくれる団地の山内のおばちゃん(*´∀`)♪

 

 

今ふと輔は何かのメタファーかなという気も。。

追記。

今しをんさんのwiki見たら、キリスト教系の学校出身とな。

もしかして輔はイエスか?との想像をやっぱり〜?と勝手に思っていますが、果たして分からないです。津波ノアの方舟の洪水とか、いろいろ想像中。

信之は対極にいるから、全然そのあたりの知識ないから分からないけど、イエスが処刑されるのを見に行った群集や裏切り者のユダとか?

 

それで信之の妻の南海子ですが、小説では美花よりこの南海子が割と重要だと感じています。

 

輔は意外と人を助けていて、それが一番は南海子なのでは。あと彼女?の。

輔の全体的な救いのなさに、なんだか希望を見出したくなってそんな妄想をしたのかもしれません。

 

 

 

 

 

14歳、今そこにある危機

 

 

なんで私の気持ちが分かるんだろう?

 

たまに小説を読んで思うことがあります。

 

この作家は私の過去を見てきたのかしら

と。

 

夜中になると目が8個あってしっぽが4本ある真っ黒な怪物に変身する僕。

なんですが、内容は中学校の学級カーストでの戦いの物語です。ネタバレしてます。

 

いじめってテレビのニュースやドラマみたいな分かりやすい形をとることはむしろ少ないんじゃないかと思うんですね。

 

その真のえげつなさは、見えないものに支配された教室の「空気」にあると私は思います。

 

「同じ」ノリであらねば続かない会話、狭い世界の独特なルール、カーストポジションでの振る舞い方、上滑りする騒がしさ…

 

はみ出してしまう人間には過酷な教室の日常。

「目をつけられない」ためにどれだけ巧みに気配を溶け込ませるか、息を潜めていられるか。

 

その「空気」を住野よるさんはこの作品で描きます。ナニコレ、超分かる!!

読む私はあの時の息苦しさがフラッシュバックして涙が出ます。

 

私は主人公のアッチーと同じように直接標的にはなっていなかったのですが、それだけにアッチーの「みんなとずれていく恐怖」も痛いほど分かります。

 

中学1年のとき、いじめられっ子のOさんに回ってきた、内容は忘れたけど悪口を書き込んだメモ用紙を私はOさんに渡さず握りつぶしました。

 

そしたら次の日から一部女子からの無視が始まりました。

 

一部じゃん…な話ですが、カーストにおいてトップにいる派手グループの指示に逆らうことは、教室での死を意味します。

 

クラスには小学校からの仲のいい友達もいたのですが、たまたまケンカしていて、また彼女は部活中心に人間関係を持っていたからか?私は頼りませんでした。

 

たったそれだけですが、私の日常は大きく様変わりしました。

 

それでも仲良くしてくれる目立たないグループには入れたけど、元々派手グループにいた私のプライドなんでしょか…ずっと、なんでこんなことされないといけないのか、悲しみと憎しみと寂しさとみじめさ、いろんなやりきれない気持ちで中学校生活を過ごしました。

 

私は人間として間違っちゃいない、正しい事をしているなんて正論は、教室ではゴミです。

 

人が怖くなりました。

 

無視は一部で留まり、クラス替えもあって、一時期の出来事で終わったけれど、もう私は明るく振る舞えなくなりました。

 

よくある話かもしれません。

 

でもそれから息を潜めて過ごした3年は生きてきた47年の中でも2度と味わいたくない最も辛い時期だったと今振り返っても思います。

 

だから、アッチーにはむしろ目覚めるの遅いなあとも思うし、ついにアッチーずれてしまったか…と同情も禁じ得ません。

 

ほんとの話、いじめの空気って気付かない(自覚ない)あるいは関心のない人も確かにいるんですよね…その中でどんどん気づいてしまう、気にしてしまう自分がしんどい、て分かる。

 

またこれ小説には出てこないけれど中学3年っつったら受験生なんですよね。こういう状況下で成績が下がったり、親からやいやい言われたりした日にゃ、もう。

 

大人になって思うことはいろいろあります。

まず、私の場合は第三の道を作れば良かったのかも。

部活もすぐ辞めて、ほかに人間関係が薄かったから余計に負に飲み込まれたのかもと。

 

部活でなくても、何か自分が好きに思えるモノや場所を作ることはとても大事だと思います。

大人になっても大事。

 

もう一つは、私はこれが何より大事だと思うんですが、生き抜くことです。

 

「よるのばけもの」で保健室の先生が言っているまさにそれです。今目の前にある辛さの中を生きている人間に、生き抜け!なんて、なんのなぐさめにもならない無責任なセリフです。

確かにそうです。なぐさめにはならないのです。

 

でも今私が確かに生きていて、あの辛い時期を超えて今があるのは、あの当時を生き抜いた自分のおかげです。事実です。

 

自分、ありがとう。

 

それを思うと、いじめられても学校を休まず、教室でおはようと声をかけ続ける矢野さんなんかは、もう人間の域を超えた神か?くらいにすごい人で。

 

もし現実に中学時代に矢野さんがいたら、私の中学校生活も全く違っていただろうと思う次第。

 

崇拝していただろな_:(´ཀ`」 ∠):

 

それもどうかって話だけど。

 

生き抜けば、いいことはあるのは確かで、私は高校3年の時に素晴らしい友人と出会えました。

 

まさに矢野さんみたいに芯のある強い友達です。

 

新しい出会い。それだけで世界は変わる。

 

でもまず生き延びねば。自分がどれだけ無力でも、抑圧に窒息しかけても、空気穴を見つけて生き延びる。

 

今の時代がまだ良かったと思うのは、学校に行かないという選択肢が、30年前より浸透していることです。

 

ほんとに。

 

言葉の通り、何がなんでも生き延びる。

 

そういう切羽詰まった3年間。

 

「よるのばけもの」の優れた点はもうひとつあって、それは「矢野さん」の描き方です。

矢野さんはまさに神がかった「いじめられっ子」なんですが、アッチーから見れば、だいぶクセのある人物なんですね。

 

話す言葉のイントネーションが変。人の話は聞かない。的外れに人に絡む。いつもにんまりしている。猫背。

 

ここにちょっとした「汚れ」だったり、「いい加減さ」だったりが入ったら、いじめの対象になりがちです。

 

世の中には「いじめられる方も悪い」という解釈もあって、たぶんその理由としてあげられるのは、その他大勢と異なる、その人のやっかいさ。

 

でも、たとえいい加減でもクセが強くても、人の話を聞かなくても、苦手だったとしても。

それを理由に敵意と悪意をぶつけていいわけじゃない。

そこに何の正しい解釈はないわけで。

相手が誰だろうと、飲みかけのコーヒー牛乳のパックを後ろから投げつけていいわけ、ないんです。先生にあげるプレゼントを踏みつぶしていいわけないです。

集団で無視をしていいわけもない。

 

住野よるさんはそこをよくわかっていて「なんの落ち度もないのに(いじめられている)」という冠を、矢野さんにはつけなかった、と私は思います。

 

クセがあるからって、大勢と違うからって、同じでないからって、「だから、なんだってんだ」って話です。

 

同じことをしていないと、同じ考えでないと、同じ格好でないと、安心できないことの底なしの怖さ。

 

いつも考えてしまうのは、ナチスホロコーストです。

ヒトラーがどうとかでなく、ナチスを受け入れた群衆です。

 

じわじわと「他」を排除していく空気。

 

内容、時代、形、人間、すべて違っても、かつてのドイツにも、自分の通っていた教室にも、確かにあったんじゃないかと思います。

 

そしてその「違いへの嫌悪」は私の中にもきっとあります。

だから注意深くいなければいけません。

自分自身の「正しさ」にも。

 

ということで、住野よるさんに、またまたしてやられました。素晴らしい作家です。

 

余談:なんだか急に言っておきたくなったので。

生粋の陰キャだった私と中学生当時、友達でいてくれた、ちょっとヤンキーのRちゃん、幼馴染の腐れ縁で世話好きのCちゃん、同じくいじめられ対象だった足の細いEちゃん、頭がよくてかわいいのに野口さん(ちびまる子ちゃん)キャラのM、学校さぼりに付き合わせてばかりいたTさん。みんながいてくれて、私は生きのびれたと思っています。ありがとう。(※遺言ではありません('ω'))