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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

世界で一番いとしい君へ_泣けるカン・ドンウォン

 

2020 韓国

ねたばれあり

 

泣きました。そら泣くやろて!

 

そしてまたカンドンウォンやん!

そう。「新感染半島」の憂いを帯びた軍人ジョンソクですよ。

 

tsubatarou.hatenablog.com

 

そのドンウォンが、楽天家のパパ役!

 

どっちかというと、こっちのドンちゃんの方が私は好きです。

あまりに違うキャラすぎて、最初まったく気づかなかったです。

演技派~!

 

ざっくりあらすじはというと、早老症という老化が通常の何倍も速くなる病気で生まれてきたアルムとその両親の物語です。

パパとママは17歳で妊娠・出産・結婚した元高校生カップルで、アルムは16歳。

学校には行かずに、息子を愛する両親のもとで幸せに暮らしていたんですが、

16歳といえばお年頃なわけで、世間というものや異性にも興味があるし、自分の人生を考えだしたアルムは、いろいろ悩んだりするわけです。

そして老化はアルムの寿命の最期にも迫ってきて。。。という最後泣くしかない展開ですね。

 

今回もKPOPを中心に韓国大好きなお嬢からのおすすめです。

 

とにかくアルムがいい子だし泣けるんですが、面白いというか、印象深いのは、このアルム君の両親が、高校生の時に勘当同然に結婚していて(二人とも妊娠がばれて親と決別)、そのエピソードが重い話の割にポップに描かれていることでしょうか。

 

なんかそういうのいいですよね。

17歳で妊娠して親に勘当されてビンボーだし、アルムは病気もあるけれど、3人で明るく生きているわけです。

 

特にお父さんとお母さんの力関係といいますか、お母さんがちょっと上というか、お父さん(ドンウォン)がちょっぴり怒られ気味で、基本奥様に優しいんですね。

日本でもよくある「理想の夫婦のバランス関係」ですが(そうなのか?)、やっぱり韓国でもこういう「母ちゃんの方がなんかちょっと上」という絶妙なバランスが「定番の夫婦像」としてあるんだなと。

 

韓国って儒教の国だというけれど、日本よりとっぽどアメリカに近くない?というのはかなり昔から思ってきたことで、それは実際に韓国に行った時も思ったし、映像作品でもストレートな会話劇が多かったり、男性がやたらレディファーストだったり優しかったりする感じだからでしょうかね。

 

みてて平和です。

 

そんなこんなで、優しい気持ちになれました。

でもアルムには生きてほしかったな。