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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

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実録!離婚調停①弁護士なしで調停したよ_ネガティブな自己分析シリーズ

今回は、離婚調停のために家庭裁判所に行ってきたので、そこで学んだことをご紹介したいと思います。

 

行く前から気が重くて仕方なかったのですが、行った結果。

 

ますます気が重くなりました。

 

ああ。調停よ。いったいお前に何の意味があった・・・

今回は初めての離婚の財産分与調停について、記録しときたいと思います。

 

私が調停にいたったのは、夫と離婚の財産分与面で折り合いがつかなかったからなのですが、調停って、申し立てると調停委員が夫婦の間に立ってもめごとの調整を図ってくれるというウワサじゃないですか。ウワサというかそれが調停の存在意義というか、そういう役目を負う機関なはずです。確か。

で、弁護士はお金がかかるのでつけていません。まあこれが後から「弁護士に頼めばよかった・・・!」ということが何度も起こってしまうのですが、でも今のところ、付けずでもよかったのかもとも思います。まだ結果でてないけど。

 

とりあえず1回目の調停では、それぞれの財産や収入を開示して、「ほなどこで折り合いつける?」というのを探っていくのだと思っていました。

落としどころを当事者同士じゃ模索できなかった人たちが調停委員さんに間に立ってもらって、互いの話を聞いて「じゃあこういうのはどうですか?」みたいにすすめるという感じで思っておりました。

まあそこは確かにその通りだったのですが、その調停委員さんが折り合わせるための中身がですね。思っていたのとなんだか違いました。

 

まず、私側の財産分与の不服に対して「普通はこうしますよ」と。

で養育費に関して「うちの家裁ではね、通常こうしてますよ」と。

 

なんだろう。

調停委員さんからのお言葉は、「普通は」「うちの家裁では」ばかりで、法律の根拠の部分がよく分からないのです。

なんというか、離婚後の経済事情を左右する大事な決断内容に対して「普通とかそちらの事情は知らんがな」とね、感じてしまうんですよね。

切羽詰まった身としては。

 

そして、これは私の想い過ごしかもですが。

早く終わらせたそうな雰囲気を出してくるといいますか。

だから「普通」の型にはめようとするのか?と邪推。

 

さらにです。これが一番「どうなん?」と思ったことなのですが、

「夫さんがこの件に関してこういう要望があるので、あなたにLINEを送ると言っていますので、お返事してください」と。

え!

夫婦間のコミュニケーションでヤバイことなってるから調停委員さん挟んでるのに!

なぜ勝手にLINEでやりとりOKみたいなことに!!

と。

でですね(夫要望に対して)

「それはできません」

と言ったら

「え」

と。男性女性のお二人とも。(調停員は男女ペアなのです)

「じゃあ、ご自身で夫さんにお断りのお返事してください」とな。

いやだから、そういうお断りとかして、感情的な攻撃的な言葉や態度が折り重なって、心が疲弊して、話し合いが進まず、これじゃラチあかん!となって調停をお願いした次第なのです。

 

なのに、また結局自分たちでLINEしあうっていうのが調停ってことなの??と。

 

なんというか調停委員さん、、人と人をつなぐの。。下手じゃない?

 

いや私が世間知らずなだけなのか?

調停は法律に長けた人に介在してもらうんだよね?

それより実は「見合いを勧める親戚のおじおば」の離婚バージョンみたいな感じに進むのか?

当事者間で話せばなんとかなるって結論なの?

 

なのに、本来の意味すら私は知らず、勝手に「法の名のもとで当事者間をとりなして公平な取り決めが促進されるもの」と思い込んでいただけなのか?

 

ぬぐい切れない不安が募り、なんだか混乱してきたんです。

 

とりあえず「調停委員」ぐぐってみました。

 

そしたらいろんなことが後から分かりました。ダイジェストに驚いた2つ。

 

・調停委員さんは法律の専門家ばかりではなく、社会的地位が高かったり社会的な信頼ある立場の普通の人も多い(定年退職した校長先生だとか、地域の自治体の役員やっていただとか、そういう社会的信頼を得ている一般人)。

・業務委託的に依頼されていて、報酬はさほど多くない(ボランティア感覚)

調停委員 | 裁判所

 

つまり調停委員さんは、法律のプロではなくて、一般の方が多いらしい上に、法律に疎い人もいるって話で。

まさかの!

ここは明治時代の村役場か!

 

なかにはですね、「女性が家庭の仕事をするのは昔から当然のこと」みたいなことを言われたり、差別的なことを言われたことがあるなど、個人ブログにはあったりして。

でも…ありそうやんこれは本気で。

と思ってしまえる自分の経験からの実感。

 

少なくとも、私の場合は、期待していた「シングルマザー予備軍に優しく寄り添う感じのステキな調停委員さん」ではないことは確かでした。

 

なので「夫婦間ではラチあかんし調停してみよっかな」と軽く思っている方(軽くするものでもないだろうけど)、ぜひ再考ください。

 

あと、弁護士!

本当なら調停についてきてほしいところですが、お金がかかります。

だから30分5500円でもいいです。

1回弁護士には相談しておきましょう。

法テラスに電話したら、弁護士協会を紹介してもらえます。

弁護士協会で当番の弁護士さんが的確な調停での対応を答えてくれます。

「普通は」とかではなく、ちゃんと法律上でのお話をしてくれます。

何もないよりは、1回だけの相談でもいいです。

私は1回相談しといて本当によかったです。

こんなにありがたいとは考えもしませんでしたが~

※収入次第では確か無料で相談ができます(年収いくら以下なら無料とかあるのですが、具体的な上限年収を忘れました。地域によっても違うかもしれませんので法テラスで聞いてみてください)。

 

でもまだ1回目。

次は次でどう出てくるのか、もうなんだか逆に楽しみです。