ライティングを人に教える。
仕事でのことです。
で、なんか参考になる本を探して見つけた山田ズーニーさんの著作。
自分のライティングの勉強になることはもちろん、
教える側の視点で理解できるのが、助かりました。
でも、それより何より。
人に対して、すげー優しい気持ちになった。
何これ。
今、実は、意見が噛み合わない職場の人に対して、どう接したものか悩んでいて、
でも結局、そうじゃないんだ、ってことがよく分かりました。
私は意見が噛み合わないから悩んでるんじゃない。
自分の意見を聞き入れてもらえないから、歯がゆいんだ。
結局、押し付けられているようで、私だって十分押し付けているんです。
なんで分からんのやろう、と。
じゃあ、私は、彼女の気持ちや立場や状況を、どれだけ理解しているんだろう。
いや違う。理解しようと歩み寄ったんだろう。
自分は一歩も近寄らず、噛み合わない、歯がゆいとか言って、その理由は、相手の無理解や視野の狭さのせいにする。
多分、100の共感を期待するのは、自分の自信のなさの表れです。
誰もがみんな、見え方も、感じ方も、考えも、なんもかも違う。
それは、本当は、とてもステキなこと。
知らない世界を理解できれば、世界は広がる。
分からず屋は誰だろう。
相手も自分も、愛せれれば。
愛せなくても、心を通じ合わす、きっかけがあれば、
それで私の目的は、達成できたはず。
否定するのではなく、なぜ?を問いかけ、知ること。あなたは何故、そう思った?そうした?
知らないままでは世界は広がらない。
深く問いかけ、知っていく。まず。
それから解決策を導き出す。
それをしよう。そうしよう。