書くことは癒し。まったりシングルマザーの映画・読書・日々のこと

シングルマザーになりました。50代は60代をどう生きるかを考えていきたいと思います。読書や映画感想と仕事や子育て、離婚やモラハラについても思いついたら。

羨ましい生き方 -自由とは1

英会話教室も通いだして半年が経ちました。

成果はいざ知らず、初めてイギリス人にナマで触れて、これがイギリス人か!と感じるところがたぶんにあります。

ただ海外の知り合いが英会話教室の先生1人だけなので、この出会いを持って「イギリス人ってのは」とは決していえないし、一事例をイギリス人の代表にしてはいけないんですが、てかなんなら彼がそういう人なだけの可能性も9割方あるんだとは思うですが、

 

とにかく、時間にゆるい。

しょっちゅうプライベート優先でレッスン日変えるし、ドタキャンもあり。だいたい奥さんの病気や子供の行事、風邪なんですが、先日なんかは、レッスンに5分遅れてきて「新しくカフェができてたんだよ」ってカフェに行ってたらしく、そのカフェの話ずーっとしてました。

日本人じゃあり得ないというか、それいかんだろう〜ってなるやつ。

家族に話すと「日本人舐めてんじゃない」とさえ言われました。

 

そこまではアレとしても確かに、時間に正確でプライベートより仕事を優先しがちな一般的な日本人の感覚じゃ「いい加減」と思われてしまうだろとは思います。

 

でも私は

そのゆるさがなんだか羨ましいというか。

最初こそ、びっくりしたものの、もともと遅刻大王だったやん、という私の中にある、いい加減精神を思い出せさせらたというか。

 

先生を観ていて

帰結するのは

「なぜ私はこうなんだろ」なんですよね。

 

何がって、自分が自分らしく生きれてない気にすごいさせられるんですよ。

 

日本人を舐めているんではないのは先生が毎回レッスンでお茶を丁寧に淹れてくれる英国式の気遣い?をすることから感じるし、予定変更も理由は必ず明確に伝えてきます。

そして、私が英検の試験直前に焦っているのを察知してレッスンを長くしてくれたり、やる気を出させる声かけとかめっちゃするんですよね。

大丈夫、自信持って!と。あと月謝よりレッスンを減らされたりはないし、お月謝分は必ずやります。

 

あと、先生はレッスン中も自分の話をめっちゃするし、なんにつけ、好き嫌いがめちゃくちゃハッキリしてます。てか、物事に対して自分のスタンスをハッキリ言います。

 

重ねていえば、先生しか直に外国人を知らないので、アレですが、逆になんだか私って何かに縛られて生きまくってるよなぁ、ていうのをめちゃくちゃ感じちゃうんです。

 

はっきりモノを言わない

金や家族のためと大義名分でそれが責任だと思ってやりたくないことして、おかしいと思うことにフタをする

寂しいから自信ないから家族にも本音で語らない

人の顔色伺ってばかり

母、妻、社会人としての体裁からはみ出ないことにアイデンティティを見出してる

 

私はこんな私になりたくて、50年近くを生きてきたのか

 

私にとって英会話教室は、ただ英語を学ぶ場所ではなく、まさにカルチャーショックを受ける場所です。

 

コモンセンスを疑う場所です。

 

そしてなんだか愉快な気分にもなるんです。

実際に、型からはみ出したって、言いたいこと言って自分のスタンスでのびのび生きていけるんだと。

 

先生はたぶんそんなザ•ジャパンな型からはみ出してる自覚はもちろんないでしょうし(笑)

政治から職場(私立高校でも教えてる)のことまで幅広い不平不満もしょっちゅう話してくるので自分自身としてはいろいろ悩みもあるんでしょう。

日本で暮らして窮屈なこともたくさんあると思います。

 

だから先生が幸せかどうかは知りませんが、でも心は圧倒的に自由。

私より。

 

私もかくありたい。

 

と思います。