子育て 仕事 両立 ワーママ アラフォー 映画 本 読書 感想 フリーランス 起業 正社員 40代 生き方 プライムビデオ 

子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

世界にひとつのプレイブック(2012)

ひさーしぶりに、ツタヤに行きました!

準新作、旧作で6枚1,000円

えー準新作250円、旧作150円

3枚ずつだから、200円お得だったねー。

 

これ全部旧作だった場合、900円だから、損するんすけど。そこらへん、ツタヤ的にはカラクリがあるんでしょうか。



ほぼアニメに混じり、一枚、私のみたいやつを借りました。


ジェニファーローレンスの出てるの見たくて


世界にひとつのプレイブック


楽しみに見たのですが、感想は…⁇⁇

私洋画は若い頃は新しいのも古いのも結構見てきたし、ハリウッドは見慣れてる方だと思うんですが、アメリカと日本の文化や感覚の違いのせいかどうか分からないけど、

主人公2人の発言や行動が、ひとつも共感出来なかった。

だいたい共感力はあるかなと思ってたけど、こんなできないの珍しいです。


うつになるくらい、誰かを愛する辛さ

てゆーテーマでもないし、

いい年して働かず、親に世話になりながら、なことへのおそらく通常感じるだろう劣等感や苦悩が描かれてないし、

なんでそこまで浮気した妻を好きなのかも妻の人柄や思い出のエピソードとかもほぼないからいまいち伝わらないし、

ダンス…?イーグルス?で、賭け?なんでそーなるん?

クライマックス近くで急にジェニファーが、ダンス大会に出たいあまりに、やたらと頭がキレる提案をするのも違和感を感じます。

主人公がジェニファーを好きになっていく伏線やちょっとしたシーンみたいなのも、なんだかな〜〜的な。お遊戯会的な。


そのヒスは病気だから、じゃないでしょう。単に自己愛が過ぎるワガママでしょうとか言いたくなっちまいました。


おそらく共感できにくい背景のひとつに、アメリカと日本では、自己愛と自己嫌悪の現れ方が、もしくは表現の方法が違うからなんかな、と見ながら考えさせられました。


なんつーか、自己嫌悪や自己否定や自分に自信ない人は、街をジョギングしないと思うのね。引きこもりなら、窓ガラス割るのもわかる。でも主人公は結構アウトドアだし、人が沢山いるとこも平気だし、親に迷惑かけてる後も、うちの5歳児に似た屈託のなさすら感じるし、悩みなさそうでいいよな、くらいに見えてしまう。で、あれー?うつの人って、こんなんやっけ?いや、人によるやろけど

、アメリカではこんなんをうつと呼ぶのか?お国柄なのか?


とか悩み出して…観ながら違和感に悩み出したらもう絶対に近く、楽しめないです。


そんなこんなで正直面白くなかったですが、映画にはよくあること、また新しい感動を求めていきたいと思います。




中間管理職の哀しみ

夫と話す第5回


なんだか毎回夫の悩みを聞くはめになっている。

今回もユニバーサルスタジオの年間パスポートをいつ買うか?を話していて、んーやっぱり懸賞でチケット当てよう、旅行に行こう、その前に俺が休み取れるかが問題、有給を風邪と3日の夏休みでしか使ってない現状で、休み取りたいけど、取れるのか?休みたい、こんな会社もうイヤ、上には数字数字言われ、下からは言われ放題突き上げられる。とにかくみんなに気を遣う。俺は俳優!と思って遣り過ごそうとした時もあるけど、やっぱりしんどいまま、気を使いすぎて気が休まる時がない、たまにみんなが敵にみえる。敵に囲まれて仕事せなあかん、働くのがイヤになる、言いたいこと言えとあんたはゆーが、丸く収めたいしそれが俺の仕事だ、上に意見はするが現実数字を追うことには変わりない、誰か同じ悩みを乗り越えた人に相談したいが、そういう存在がない…ピーチクパーチク。



という話を2時間しました。

たまたま、私の上司は、夫と似たようなタイプなので、わたしの上司も似た感じだよと話すと、その上司に優しくしてあげて…と言われました。。なんなんか。


私自身は、会社という組織でマネージャー職をしたことがないので、実際にその苦しみは分かりません。

ただただ、マネージャーなんかやるもんじゃないなと思うばかりです。


絶対やだな。


何が楽しくて仕事してんだろか。


ただ、最後に夫は、言いました。

いつか、自分がいまの仕事から離れた時、いい経験したなとは思うんやろな、と。


そうか。マネージャーは、人間みがきなんだな。


夫は時々、一体自分が何をしたいのか、どうしたいのか、どうすべきなのか、訳が分からなくなる時があるそうです。


夫は、己の未熟さを目の当たりにして、もがいてるんだなと。


それを私はちょっとだけ、ステキやなと思いました。ちょっとだけ。




欲しいものと欲しくないものは、知っておきたい

いつだって、終わりは始まりのとき。

40年生きてきて、感動することもあるし、これまでにないことに挑戦したり、新しい発見をすることもあります。


それをていねーいに扱うことで、自分と向き合えるかもしれない。


いや最近、ちょっとだけ、前より生きやすくなってますよ。

多分、嫌われてもいいと、前より少し思えるから。


自分の欲しいものが分かってきたから。


私は、マイホームには本当に興味がない。
いらない。

あと、フツーの仲良し家族もいらない。

でも今まで、そう言えなかった。なんでか?

そーゆーイメージを膨らませる環境があるからだ。あと、人と同じでいたいから。

私が欲しいのは、
なんにもしない時間。
まんが。
本。
美味しいもの。
仕事。
子供たち。
好きな服。
好きな髪型。
笑ったりわくわくする時間。
深く考える時間。
描きやすいジェルペン。
いろんな物語。
歩いたり電車に乗ったりする時の風景。
料理する時の音楽。
空港へ向かう、夜空に飛ぶ飛行機。
沖縄。パリ。平和。
星。おばあちゃん。
少しの仲間。
文字。書くこと。


そんなもんかな?

欲しいもの、欲しくないものがやっと見えてきたのは、先日、父に肺ガンが発覚して、祖母が老人ホームに入れられたこともあるかもしれない。

欲しいとゆーか、失いたくないもの?

もうあった。







ちはやぶった すずちゃん

先日、娘と 久しぶりに映画に行きました。


ちはやふる


漫画も前に読んでたし、青春映画やし、別にな

と全く期待せず、観たい観たいとさわぐ娘の希望で観に行ったのだけど、




めっちゃ良かったです!



まず、人物の描き方がていねい。

で、だいたい、原作ありの映画にありがちな、複雑なストーリーやテーマを2時間に無理やり収めた感もなく。

原作の活かすべきとこをしっかりいかし、はしょるとこは大胆にアレンジし、さじ加減が良い。

いろんなキャラクターが立っていて生き生きとしてました。

特に、主人公の千早以上に、深掘りが活かされていたのが、太一。いや主人公、あんたやん、て心理描写がされていた。

かたや千早は、ただのカルタ好きな元気ムスメキャラだなと。


ただですね、やっぱりこの映画は、広瀬すずちゃんありき、なんですね。


アイドル映画って、そーゆーこと?あんまり観ないから分からないけど、


広瀬すずちゃんのキラキラっぷりが、私の心をつかんで離さない!


いやー、私がもし男子高生だったらイチコロですよ。(古い)

 

我が娘も、かなり面白かったらしく、下の句を、ぜひ見に行こうぜと意気投合してます。


娘にはいろいろ振り回されますが、映画はいいのが当たるな! 嫌がられたけど、アニメ避けて正解(=´∀`)人(´∀`=)

ドラえもんクレヨンしんちゃんは私も好きだけど。映画って、アニメじゃないのが、えーねんで〜と。暗殺教室なら、ママ見たくないし〜〜と。ちなみに前回は、ジュラシックールド。


ともあれ、広瀬すずちゃんです。

演技も進化してたし、何より監督の  


キラキラした広瀬すずちゃんを映し出したい


熱い想いがあふれてます。(はず)


でもね、最初に言った、物語、演出も上手いんです。雑にただのスポ根カルタ版アイドル映画で終わらせず、百人一首の優雅で叙情的な世界観もアニメで表現していたり。


すずちゃんが、屋上に飛び出してくるスローモーションとか。ドキドキしたー!


…私がもし男子高校生だったら!(以下繰り返し)


青春ってステキですね。


これからの娘が、通る道だと思うと羨ましい〜〜

でも、私の10代って、暗かったし、実際は、受験だの、友人や親との関係だの、苦しい片思いだの、けっこう、苦いもんですよね。

だから、広瀬すずちゃんと「ちはやふる」は、憧れですね。


ヒトはいつから、あーゆー世界を、幻想と呼ぶのだろう。カネカネゆーんだろう。

カネカネ言ってても、家族のパンツを洗ってても、ほうれい線マッサージしてても、物忘れがひどすぎても、ちはやふるにある、映画を作る人にある、好きなことに夢中になる、何かを作り出すワクワク感は、幻想にしないで生きていきたいものです。







夫と話すという大仕事

今日、夫が、部屋の模様替え計画に文句をつけてきたから、言い返したら、夜中まで、言い合いになった。


この言い合いが良かったのは、コドモが寝てからだったこと。


むしろ大成功っす。


うちの夫とは、私はなるべく口をきかないようにしていて、なぜかというと、

ぶっちゃけ、傷つく、疲れる、虚しくなる

から。

要は気が合わないから。

イヤになると、どんどんイヤになり、

夫が

あー眠たい

と口走れば、耳をふさぎたくなる。

ため息ついてたら、

そのため息を換気するのに窓をあけたくなる。


他人だったヒトと生活をともにするのは、ほんと楽じゃない。


そもそも気が合わないのに、結婚するなよ、ちゅー話だが。恋愛って盲目だよね。


夢から冷めるとえらいことになってた。


そんで、あーだこーだ、夫の愚痴を聞かされ、最終的に日曜日に2人で外出することになりました。


なぜ、そんなことに!

しかも、自分から言ってしまいました。


ま、あーだこーだ言うのをもうやめて欲しかったのと、前向きな流れが欲しかったのと。


夫と話すと、だいたい、否定的な話になる。なんも動かない。ほんとコンサバ。


私は、いや、なんでもいいから、なんかやろーぜ、と思うタイプ。


まあ、そーゆーわけで、日曜日もケンカするかもだけど、あーやっぱコイツ無理、ってなるかもだけど、外出は好きだから、もう悩むの止めよう。


春はほんと、悩みが絶えません…




コドモのうそに、心折れる弱さ

先日、子供にうそをつかれました。

上の子供が風邪引いた次の日、熱は下がりながらも病み上がりなので、自宅で安静にしといてね、と私は仕事へ。

ちょうど春休み。近くのおばあちゃんちにもいかず、1人で大丈夫か?と思いつつも、特に文句も言わず、はーいと返事したので、それ以上はなにも言わないでいました。高学年だしね。戸締まりと火だけは気をつけろよと。


早めに仕事を終えて、自宅に電話すると、出ない。ケータイも出ない。ん?もしや?

まあ約束を守らない人なんで、いつも不安になり、不信になる母。


やっと出た。

「ごめんごめん〜〜トイレ行ってた」


…。帰りに、近所の子らのママさんたちに遭遇。


「さっきまで、公園にいた○○ちゃん(うちの子)と遊んでもらってたよー」


どこがトイレやねん。


なんかもう、それで腹立って、めっちゃくちゃ怒ってしまいました。うそついたことを。


怒るとなんだか余計に悲しくなり、母はお風呂で頭を洗いながら涙が出てくるとゆー。


なんで腹立つのか、いろいろ考えてみて。


カンタンにうそつきすぎやろ。

騙された。

親をなめてんのかな?

けど、熱もないのに1人で退屈やわなー。

それは分かるけど、一言遊びたい、て連絡したらいいのに。

あかんと言われると思ったんかな。

でも、トイレ行ってた、て明るく言ってたし、悪いことしてると思ってないようにしか見えない。

いや、あかんやろ、ヒトとして。

育て方間違えたんちゃうやろか。

これまでいっぱいうそつかれてきて、そのたびに話し合いもしてきたのに。

これ以上、何をすれば、分かるんやろか。

怒りすぎたのもモヤモヤする。

そもそもそこまで怒ることなんやろか。

コドモなんて都合いいようにうそつくやん。

自分もあったやん。

なんでもっと広い心で受け止めれなかったんやろか。

無理やわ。

なんかもう無理や。

そもそも、学童保育がないのが問題。共働きは、放課後コドモをどうしたらいいん。

仕事辞めた方がいいの?

お母さんは働いたらあかんの?

すべてうまくいかん。

私にはもう全部無理。



結局、コドモにうそつかれて、ちょっぴり傷ついたのだと思います。

そして全部の自信を失くすという。


日々こーゆー自分との闘いだ。

どこかで、母たる自信、売ってないかなー。

1000円くらいで。











家族とはなんなのか1

乙武氏の不倫騒動をぼんやりテレビで見てた。


男の人は、なかなか、「お父さん」なだけじゃイヤなんだなと。


てゆーか、それはお母さんも同じなんだけど、子育て中のお母さんは、家族の中ではどうしても子供中心に考えてしまいがちで、旦那さんの優先度が低くはなりやすいかもなー、と。


で、結局、それが不満や寂しさにつながるのかなぁと。


正直、私は、お母さんだから、子供がまだ自分で家出もできない、手がかかるうちは、子育ての大変さにかなうものはない、と思うし、逆にその大変さをシェアしてチームプレーとして楽しいことに変えるのが、お父さんのチカラというか役目なんじゃないかと思うんだけど、男の人は、そーじゃない人も多くて、うちもそうだけど


構われる側


でいたいんだよね。その気持ちは、分からなくもない。私もそう思うから。構われる側から、構う側にいつ、人は変われるのか、分からないし。そもそもは構われて育ち、オトナになり、家族作って、構う側になるはずで、だけど、その変換がうまく出来ない。


それは分かるけど、うまくできない自覚はほしい。


と、自分ちや人の不倫騒動みて、一緒だな、と思いました。


お母さんの子育て、孤育ては、なかなか解消されそうもない。男女の深い溝があるなあ。




特にこだわりがあるワケでもない、ファッションへのぬるい想い

ひとつの目標があります。

パリでも通用するマダムになる。マダムつったら、ミラノだけど、やっぱりカジュアルが好きですので。カジュアルつっても、アメカジとか、ベレー帽かぶったりオーバーオール着たりではなくて、ほんま白いシャツにスキニーデニム、足元はパンプスでアクセサリーは小ぶりのダイヤモンドのネックレスだけ的なのが私のイメージするところです。オトナなフレンチが一番しっくりくるちゅーか。

パリジェンヌってそんな金かけてワードローブ揃えないらしいですね。ベストセラーの受け売りだけど。その上、読んでない。


ただ、アラフォーとして、パリ歩いててもおかしくない人になりたい。服がね。あとそれをビービーエーなりにこなれ着こなす体型。


そんな話をしつつ、実はフレンチカジュアルって何だと言われたら、知らないなあと。あくまで映画や雑誌のイメージですので。

しかもパリに行ったこともなければ、この先一生行かないだろう予感もします。金持ちなら行くけど、な。


参考になるブロガーさんのコーデをほぼ毎日見倒し、ゾゾタウンのコーデをチェックし、美容院で雑誌見たり、たまに買いつつ。


楽しい時間です。ほぼ1日の癒しの時間と言っても過言でもないくらい。


あーあっしはファッションが好きなんだなあ、と。


で、そこからの、5キロ痩せる。という目標が、今あります。

服をかっこいく着たいのに、土台がダメだとどんだけ着るもの頑張っても、ビービーエーぽくなるんだよねえ。体型もだし、頬のたるみと二重顎が、輪郭をおかしくしてブサイク。

 あと、食生活見直して肌を整えねば。疲れも取れるように睡眠も大事。

という、カタチから入って器の中身を磨く必要に気づきました。


アラフォーでかわうそ君体型の私は、オトナのカジュアルというものの、これだ!がまだ分かりません。いつか会得出来ますように


ちなみに今は、ベージュのロングトレンチ、ボーダーTシャツ、ガウチョまではいかないワイドめなクロップドパンツ、が着やすくて好き。


お気に入りアイテムは、

イカットのコンバース

白いGショックの腕時計、

ファビオルスコーニのパンプス、

です。みんなユニクロ好きだし、私ももちろんいくつか持ってるけど、かわうそ君体型には、実はああいう万人向けの定番服って、着こなしが難しい気がします。


ルメールとか絶対買わないと思う。買ってみたら良かったりするかもだけど、サイズ展開はあっても、デブはデブに見える胸騒ぎがあります。










人気者と不人気者


あなたは人気者?と聞く方もどうかしているけれども、私って人気者です!と答える人もまた、めんどくさそうな雰囲気ですよね。

とはいえ、誰しもが心の中では多くの他者から、支持を得たいと思っているのが定石!

でも、実際には、人気者にはなれない。
そもそも人気があるかないか分からない。
人気ってどこから、どのくらいの支持を得れば、人並み以上なのか?

まあとにかく、人気者になりたいのは分かるけど、不人気者の魅力というのは語られることがそんなにないかな、と思います。

そこで不人気者の奥深い魅力をあぶり出すことで、今の自分の自己評価や見方を少し変えてみるのもありかな?てなことで、考えてみました。

◎不人気者ってステキだよ!その1
「注目をあびないからこそできる好き勝手」
人気者は、まずその言動が、多くの人たちから熱いまなざしをあびがちです。支持される結果であり、むしろそれこそ人気者たる所以ですが、過度の注目は、過多で持続的な緊張感と、期待に応えねばという使命感を生み出す可能性が高くもあります。それらは、日々の積み重ねのなかで、人気者から自由な言動を奪い、逆に抑圧となることもあるでしょう。
しかし、不人気者の場合は、誰からも注目されず、気に止められないわけで、緊張感も使命感もありません。言動は自由だし、もともと人気がないわけだから、言動によってますます不人気となるとしても、失うものもなく、たいしたリスクとはなりません。

不人気の魅力2
「友達が少ない」
不人気ですからね。もちろん、わいわい周りに友達がいつもいる、とか、友達同士の付き合いやコミュニティがたくさんある、とかな感じはないわけです。
でも
沢山友達がいる=人気
そもそもその方程式は正しいでしょうか。友達の線引きも、いろいろです。

同じコミュニティに入っているから
一緒に遊んだり、飲んだりするから
よく話すから

それをする他者を友達と呼ぶ人もいれば、
 
気が会うから
付き合いが長いから
苦労をともにしたから
なんでも気兼ねなく話せるから
お互いを尊敬できるから
といった相手を友達と呼ぶ人もいます。

自分の周りの他者の数で考えてみると、前者の方が、後者よりも圧倒的に、数は多くないですか?
前者が多く、後者が少ない。そんな人気者もいるかもしれません。
今一度、友達の何が好きか、なぜ付き合うのか、考えて、それから、友達の定義と数を決めてみるのもいいでしょう。

人気者のように、たくさんの遊び友達はいなくても、数は少なくても…なんならたった一人でもいいから、自分を出せる他者を得ている不人気者の方が、私は心の安定や充実した時間をより多くもてるのではないかな、と思います。

私の場合は、40過ぎて、無理して他者に合わせる、というのがとてもおっくうになりました。いや、そもそも昔からそれができなくて、今もたまに悩んだりしてしまいます。
ただ、どうしたって、心から楽しくないのに、他者の和に入るため、あるいはコミュニティを失いたくないがために興味ないものに手を出すみたいな時間つぶしは、人生折り返しになった中年には、ようやらんです。イヤだ、とかでなく、面倒なんですね。ただ、ただ。不人気な所以だなあ〜







外側からの景色

昨日、ジブリ米林宏昌監督作品 「思い出のマーニー」が、金曜ロードショーにて初放映やってました。

思い出のマーニー [DVD]

見ました!
期待してなかったんですよね。最近のよく分からないジブリ後継者の育成作品。
 
で、結論から言うと、めっちゃくちゃよかったす。
 
やっぱり私、アラフォーだけど、中2だなあー。耽美で暗いの好きだなー!
 
 
確かに、持病があったり、家族とナイーブな関係だったり、ファンタジックなシュッとした少女が出てきたり、アリエッティに共通する部分は多くありました。
 
でも私は、94年の「耳をすませば」に近いテーマを感じました。
耳をすませばよりも、絵画的で物語的で詩的で美しい世界が、マーニーにはありました。
 
米林さん、ええやん!
 
基本、きれいな世界が好きです。中2の少女は、きれいな世界が、そのまま好きでいれるかどうかの選択を、ひっそりと迫られるんで、きれいな世界が好きなままの少女は、地下活動へと足を踏み入れます。なんのこっちゃ。
 
自分が世界の外側にいる感覚を感じている、もしくは感じたときがある人には、おそらく、自分の代弁者が杏奈という存在であり、この作品なんではと思いますね。
 
世界の外側にいると感じている全国の少女に、何かを届けるチカラを持ってます。
 
べた褒めやなあ。
 
世界が、広がれば広がるほど、ひとりぼっち。
 
オトナになっても、家族ができても蘇る感覚。
 
最後にプリシラアーンの主題歌がトドメです。
 
だって、私も夜、1人、月を眺めながら、自分の小ささにやるせなくなってましたから。未だやってますからね。
 
誰か私を、ここにいる私を、見つけてくれる?
私はここにいる。
私はここにいる。
 
誰が私を必要としてくれる?
 
…いや涙出ます…。
 
いい作品に会うと、物語ってすごいなあ、と思います。誰かが創造したカタチのないものが与える感情の揺さぶり。
 
人生に必要なのは、酒とストーリーだな。
 
でね。大事なのは、どうにかこうにか自分を好きになっていくことなんです。
 
いや正直、誰も別に私なんか必要としてないすよ。子供たちに多分母親は必要だけど、それがために家族を求めたのだけど、それは、向こうからやってきたんでなく、自分が作った世界です。私を必要としてくれる他者がいる世界。
 
それはそれで、なかなか一筋縄ではいかないんですが。子供たちもいつか私が必要ではなくなるときが必ずきますから。
 
基本、世界は私なんか必要じゃない。そこんとこから、はじめるしかない。
外側から踏み出すしかない。
内側へ、ではなく。自分の世界へ、です。
弱さや醜さや不条理や孤独を抱えながら、踏み出すしかないんですよね。
もがくしかないんですよ。
 
もがいて、もがいて、なんとか小さな裏路地でもいいから、地に足つけて自分が歩める道を、草を踏みつけてつくるしかない。
 
だから、私は、思うんです。
外側の少年少女たちが、
あんたがいて、よかった。
って言ってくれる誰かと出会えますように。
感じられる何かと出会えますように。
 
オトナが、きちんと、
あんたがいて、よかった。
と伝えるくらいの
豊かさがまだ世の中にありますように。
別に親じゃなくてもいいんです。
近所のじいさんばあさん、通りすがりのおばちゃんでいいんです。
 
あんた、ステキやで。
 
私が今、いっとこう。
外側の少年少女に。