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子育てと正社員の仕事の両立にぎりぎりな40代の母ブログ

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うちの子が"勉強ができない"のは何故なのか?

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

「ケーキの切れない非行少年たち」谷口幸治

2019 新潮社

 

 

うちの中学生の子供は、いわゆる"勉強ができない子"に属しております。通知表はオール2をたたき出し、5教科500満点中、だいたいいつも、200点に届きません。勉強を嫌いだと公言してはばからず、宿題をださない、授業態度が悪いと先生から指摘を受けることもしばしば。

口うるさく言えば、拗ねるし反発するし。自分できちんと頑張ると約束した次の日に宿題のプリントがぐちゃぐちゃで床に落ちています。

夏休みの宿題は、内申書にも関わる大事な提出物。もう自主性とか言ってる場合じゃなく、先生からの「おうちで管理してあげてくださーい」というご意見もあり、スケジュール組んで全部チェックしました。

お値段の高い個別指導の塾に大枚をはたき、あげく、このままだと高校進学が危ういと担任に言われる。というのが、我が子の現実であります。小学校までは塾行かずとも成績、普通だったのになぁ。

とほほー!

 

そんなもんだから、「どこかで子育てを間違えたかも」「学習障害のグレーゾーンなのに気づけなかったかも」という気持ちがぬぐえず、いままさに何より大きな私の悩みのタネなんですね。

そんななか、「もしかしたら学習や発達の…」という心理も働いて、それ関係の書物にも自然と興味が沸きまして、読んだのがこの本です。

まあタイトルのインパクトだけでもすごいです。ベストセラーになるだけのワードセールス力を感じさせます。それにまんまと乗せられたのが私ですが、読んでなるほど!とすごく勉強になりました。

 

著者は、少年院に勤務した経験を持つ精神科医

キーワードとなるのが、「認知のゆがみ」です。

殺人や強盗、性犯罪など凶悪な犯罪を犯して少年院に入る少年たちは、反省をする指導を受けますが、多くの子供たちが反省できない。

何故か?それは、反省しないのではなく、理解できないからではないか。そして理解できないのは、認知機能に問題を抱えているからではないか。

たくさんの少年院の子供たちと接するなかで、著者の谷口先生(現立命館大学の教授)はそう気づきます。

高校生の年齢で九九もできない、日本地図で都道府県の場所が分からない、分数ができない、そんな状態でも日常のなかで気づかれず、ずっと放置されてきている。彼らには、相手が話すことが何を意味するかが分からない。自分がどんな罪を犯したか、相手にどんな苦しみを与えたか。反省以前に物事の正しい認識が持てない、理解できていない、そこに問題がある!と。

 

小学生レベルの漢字が読めない我が子にも思い当たる節が。。

 

でも一体どうしたら…?

 

 

谷口先生は、認知機能はトレーニングで向上することを実践を通して発見します。実際に少年院で谷口先生が行なったトレーニングでも目覚ましい認知機能の向上が見られたそうです。

じゃ、どんな訓練かというと、要は、見る、聞く、話すのトレーニングです。そっか、そーゆー"当たり前"ができてないとやっぱり勉強できないよね…と納得。

 

具体的な方法は本の中にも書かれてあるのですが、そのベースとなるのが、谷口さんが実践を通して考案しまとめた「コグトレ」です。

そんな本書いていたなんて、なんちゅー素晴らしい。

1日5分!  教室で使えるコグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング122

早速Amazonでポチ。すぐに毎朝5分、下の小学生の子も交えて「学校の勉強とは違うねん、でも賢くなる楽しくできる勉強を5分だけしようぜー」と話し、実践しました。

コグトレにはいろんなトレーニングがあるのですが、私たちが取り組んだのは、注意力をつけるための「聞く力」のトレーニング。なんせ人の話を聞かないうちの子にはぴったりだなと。

やり方は、読み上げる短文を聞き取り、最初に出てくる単語を聞きとって書く。それと短文に動物名が出てきたら、手を叩く。それだけです。実にカンタン。これを5分間、何問かします。

 

たとえば、

 

遠足で牧場に行き、ウシの乳しぼりをしました。

 

というお題を読んで聞かせて、子供たちは最初の単語「遠足」をメモに書きとって、「ウシ」で手を叩きます。

これを1週間続けてみましたらば、うーん。できてるよね。

中学生の子はすごくできているし、小学生の子は中学生よりは遅れるけど、まあ合格ライン。てゆーか、なんでこんなことしてるんやろ、くらいのノリでさっさと終わっちゃうもんだから、なんだかバカバカしくなりすぐにコグトレ終了。胸を撫で下ろしつつも、じゃ何故我が子は勉強ができないんだろう??

先日の夏休みの宿題で、国語の問題集にあった小論文スタイルの作文も、親の欲目を差し引いても、思った以上に意識が高く、かつ論理的な組み立てが出来ていたんですよね。。なのになぜ。

 

ナゾはますます深まります。

 

つまり。我が子の問題は、結局

 

…"やる気"?

 

多分わたくし、方向を間違えたな、と。

 

ガミガミゆー親に対して、思春期の反発と厨二病は自分自身にも、すごくあったなあと思い当たりますが、そっちじゃね?と。

 

NHKの番組「ウワサの保護者会」〜10歳ごろのプチ反抗期〜の再放送回を見て、うんうんこっちやな、と納得。

https://www.nhk.or.jp/hogosya-blog/sp/100/428094.html

 

 

それにしても…勉強ってやっぱり、苦手意識があかんよなぁと。これって何?なんでこーなるん?

という子供の頃のなぜ?何?を潰したらあかんなぁとつくづく思います。

あと、うちの中学生に感じるのは、間違えることに敏感なこと。間違いを指摘するとすぐ不機嫌になって最後いつも投げ出してしまいます。成績は低いけどプライドはバツグンに高いな!

それに気づいてからは、宿題の丸つけでペケがあった時は「よく間違えた!勉強は間違わなあかんねん。間違って気づくのが勉強やねん。丸が多くてもそれが勉強ちゃうねん。ペケがえーねん」と話すようにしていますが、小学生はパッと目を輝かせるものの、中学生は、ぽかーんとしております……遅かったか……

 

昔と違って、オトナは忙しい、で済ませられない子供のお勉強問題。

試行錯誤の闘いは、まだまだ続いています😭

 

あ、でも「コグトレ」はよい教材だと思いました!楽しく気軽にできて、学校では習わない、見る、聞く、話すの基本トレーニングとして実用性は高いと感じました。

もしや我が子の認知機能、怪しい??と思い当たる時は、おすすめです。

親子でする勉強で、コミュニケーションがとりやすい!算数の問題集より親が扱いやすい!笑

何をすればいいか分からない…という時に、気軽に楽しく始められます😆