息子と毎夜、1〜2話ずつ見出しました。
最初の5話くらいまでは、
あージャンプネッ(゚∀゚)
髪型独特な少年が科学で地球救う?
はいはいはいはい〜
と全く琴線に触れなかったんですが
何話目くらいからでしょう。
面白いやん!
千空(髪型と喋りが独特な主人公16歳)すごいー!
こんなんやりたいー!
と毎回キャッキャと感嘆するようになりまして。
ざっくりしたあらすじとしては、地球上の全ての人類がある日突然、石化してしまいます。
3700年後、科学大好き高校生の千空くんが石化が解けて、高校生のまま目覚めます。
で、近代文明の全てが朽ち果て、大自然に還っていた地球で自給自足を知恵と科学を駆使しながら、はじめます。そんで自らが蘇ったナゾを解き、仲間を蘇らせたり、200万年の人類の発展を科学の力で取り戻し、全人類を蘇らせたるぜ!と獅子奮迅するちゅー話。
選民思想の人類最強の司くんに命を狙われたりしながら。
主人公の口癖は「そそるぜ、これは(ニヤリ)」。
何を言ってるんだこの子は…と最初は引いてたんですが、あ、この人はこういう、いちいちふくみを持たせたキザなものいいの子なんだと段々慣れてきたら、上からな態度に見えて逆に千空ちゃんは裏表のない付き合いやすい子ダナということにも気づきました。えらそぶりながらも、間違いは必ず謝り反省する千空。めっちゃ素直!
この千空が駆使する「科学」がまた広範囲。
最初は、火をおこしたり、塩を海水から作ったり、まあここらへんは、想定できます。
それが徐々に発展していって、シーズン1ラストまでには、ラーメン→サルファ剤(抗生剤)→電力→スマホ!まで開発。
でも、単に化学の手順通りに作っていくんではないんです。
科学の世界はトライアンドエラー。
一つの物質、一つの薬品、一つの道具を作るためにあちこち冒険し、失敗しながら、何度もアイデアを試して作り上げていきます。
確かに千空は賢いです。
だけども、科学を「賢い学問」としてではなく、モノづくりの面白さとして描いているんですね。
確かに人類は奪い合いや殺し合いを繰り返してきました。未だに繰り返しています。
けれども一方で、知恵と工夫と好奇心で、これまでこの世に影も形もなかったあらゆるモノをたくさん生み出してきもしました。
これも紛れもないな事実で、「記憶力」を問われる試験勉強なだけな科学が、科学なわけじゃない。本来は実にクリエイティブでワクワクするモノづくりの知恵なんだなと。
私も中学生の時にコレ観たならば、きっと理科の成績上がってたはずー!
野望は未来ある息子に託し(*´∇`*)
気づいたらシーズン3(龍水編)まで一気に観ちゃいました。
結局、ダイナマイトや蒸気機関で走る自動車、気球まで作っちゃった千空と仲間たち。
次は何作るのかなあ(´∀`*)
そして人類石化のナゾは解けるかなあヽ(・∀・)
続編が楽しみです。