tsubatarouのブログ

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はあちゅうさん問題 大事なのは、反論できない「空気」

セクハラ、パワハラ電通時代の有名先輩を糾弾した騒ぎについて、少し私の考えをば。



はあちゅうさんのファンでもアンチでもないですが、

私は、はあちゅうさんは被害者だと思いますし、アメリカから広まってるmetoo も応援してます。


でも、糾弾すべき方向が違う気がします。


組織にいたら、多少なりの、ん?これパワハラか?セクハラか?な状況は誰もがあるんはじゃないかと思います。

私自身もあります。

実際にどうなのか、て言われたら、個人の言動が、他者を傷つける限りは確かにパワハラ、セクハラにあたると思いますし、訴えるべきだとも思う。


ただはあちゅうさんの件で、気になったのは

相手の岸さんに、その当時、言われ放題、され放題で、はあちゅうさんは、異論反論オブジェクションをなんにもしなかったのか、て部分です。岸さんの言動はいろいろ書いていたけど自身の言動についての言及が見当たらなかったです。


私はそのとき、はあちゅうさんは、どうしたのか、そこが知りたいと思いました。


異論反論はできなかったのか?

したけど聞いてもらえなかったのか?

誰か助けてくれる人はいなかったのか?


一番大事な部分はそこだ、とすら思います。

岸さんは上司ではなかったから、彼女を抑えつけるそこまでパワーがあったのかどうか、でいうと、実際には組織内での権力者であるなら、同じ圧力レベルだとは思います。

だから、相手の愚かな言動に対して、もしかしたら、権力ある先輩に対して一言一句反論できない状況だったかもしれません。


反論してもさらに追い討ちをかけて圧力をかけられていたかもしれません。


言及がないから分からないけど、とにかく、歯向かえていれたら、今こんなことにはなってないでしょうから、結果的には、抑圧から逃れられなかったわけです。


私はそこが一番、セクハラ、パワハラの罪なんじゃなかろうかと思います。


嫌なことを言う上司や先輩はいるもんです。人を子分みたいに扱ったり、振り回す人もいます。


ただ。

その場合に自分の意見をきちんと伝えられるか。拒否したり反論できるか。


これは被害者の気の強さや勇気の話じゃなく、

パワハラ、セクハラの一番の悪は


拒否できない空気

反論できない雰囲気


そういう、語られにくい、目に見えない、

なんとなくそこに前からずっとあって誰もどうにもしてこなかった 

空気

そのものなんだ。


と。

じゃ、そーゆー空気を作ってたんは誰か?


組織です。組織をマネジメントしてきた人たちです。それに異を唱えてこなかった組織メンバーの全てです。



いじめに近いというか。大人版いじめでもいいんだけど、

加害者を社会的に排除したら、よくなるわけではなく、組織自体を改善しないと、そーゆー空気そのものを変えていかないと、結局、同じことは繰り返され続けるし、勇気を出した行動の意味がなくなってしまう。


だから、はあちゅうさんの件を見て、あ、なんか違う方向に行ってしまってるなあ〜〜と。もったいないなー、と残念な気持ちにすらなったり。


でもね、はあちゅうさんが立ち上がった理由は、本当には、そーゆー社会の変革を望んでのことだった、とは感じます。


変革って難しい。

時間がかかる。

忍耐が必要。


ただ、諦めないで、とは思います。