お嬢がまだ学校に行ってません。
そろそろ2か月になるんで、痺れを切らしたのか
夫が騒ぎ出したというか…
「不登校で退学になるくらいなら、腹立つ奴を殴りに行け」と怒鳴り出したというか。
「どうせ退学になるなら、殴って退学しろ」と。
昭和のヤンキー漫画のノリもしくはbyチャゲアスなノリを持ち込み出し。
不安な気持ちは分かります。
ヤキモキするし、なんか解決策を見出したくなるのも。
でもお嬢ちゃん、「分かった。パパがそうしろって言うならそうする」と、責任転嫁丸出しの返し。
そうなのよー。
そう言う、ちょい破天荒なような、ふざけてんか?笑うとこなのか?分からないような、ユーモアを解するワシを見せたいだけなような、言う割に自分はようやらんやろなような、ヤンキー漫画風でもギャグ漫画風でも中身はなんでもいいんですが、
「こうしろ」
と言ってしまうと、次は「いやだ」か「言われた(押し付けられた)からそうした」になるんです。
そこがね。コミュの難しいところというか。
縦のコミュニケーションしたがる
男性チックというか。(あ、偏見かしら)
で学校の保護者懇談イン不登校ライフで、担任の先生がまさにズバリとこの事をおっしゃってくれてですね。
「こちらから、来るように言ったっていいんです。だけど、次はそれが学校に来れない理由になってしまうかもしれない。本人がどうしたいのかを知りたい。本人が行こうと思わないとうまくいかない」
ほんとに!よくぞ言ってくれました。
まあ公立ならすでに見捨てられてるかもしれないなかで、退学率を減らしたい「私立だからこその配慮」という背景もあるんでしょうけど…これだけ行ってないのに。
でも、待つって大事だと思うんです。
すぐ白黒つけたがる世知辛い世の中や
すぐ答え出したがるイラチな私は、なおのこと。
今それを学び中です。
はすっぱに割り切る事や
世間を知った風な気持ちになって
それが常識だよと無意識の圧をかけて
空の青ささえ、忘れてしまう
人間がどないだろうと、空は淡々と青い
その方が真実なのに
若かりし頃を急に思い出した心のポエム
ともかく
先生のセリフを夫に伝えたら、黙りこみましたよ(*´∇`*)
ちなみに担任の先生はベテラン中年男性です。
そしてきちんと本人と対話してくれています。
教育のプロのお力、ありがたいです。
意思って大事だなと思います。
当たり前なんですが、子育て中、子供は成長します。変化していきます。
その変化に、
変わらない自分は
ついていけずに
5歳児相手のノリで「やっちゃダメよ」的なことをもう大人に近い年齢になった子供にも言っちゃうんですよね。
じゃあ、思春期と5歳児と何が違うかって、「本人が決める」じゃないかなと。
いやホントは5歳児だって本人が決めたらいいです。
身の安全があるなら、自分が決めたことで失敗してもそれも勉強です。
むしろ失敗しないと、理解できない事が多いかもしれません。
お世話期はもう過ぎたんだ。
見守り期なんだ。
なかなか切り替え難しいです。
でも、
子供が自分で決める
これほど自己肯定感を育てる、かつ手間いらずな育児法はないのではないか。
と、息子チョイスに対して「えー変やで、こっちにし」とだいたい言い放ってる今だからこそ思います。
つくづく。