高校生のお嬢ちゃんが友達関係の問題から不登校気味という話なんですが、
高校生の友達関係のひとつに
彼氏
恋愛
って絡みがちということを今日は考えたいと思います。
考えたいっつっても、本人の話から察するだけですが。
夏休みね、まあみんな彼氏ができたりするわけです。
で、友情より恋愛優先されるのが気に入らない
というお嬢ちゃんからの訴え。
分かる。
でももうそこはさ、言えば言うほど余計彼氏にのめり込むから、ちょい大目に見て付かず離れずくらいでいれば?
というアドバイスしつつ、私もそうだったなあと。
彼氏依存体質。
今思うとなんであんなに大したことない彼氏(いや、彼がどういう人であれ)にのめりこめたのか。
のめり込んじゃう人とそうでない人はどう違うのか。
他者を他者としてきちんと認識できるか、ですよね。
要はまあ言ってしまえば、自分に自信がないから他人に乗っかって安心したいというか。
寂しいから。
これって全然理解できない心理かというと
めちゃんこ理解できる心理で、差はあれ誰にでもある程度はあるんじゃないかなと思います。
ただ、過度な依存というのはいつかどこかで破綻するわけで、ぼろぼろになってどん底から這い上がるか、途中で、あれ?ヤバいな自分…と我を振り返ってみれるか。
どちらにしろ、そういう経験の中で、打たれて、もがいて、「自己と他者」の関係を平和に維持できるラインを引き直していく作業を蹴り返しながら、
自分が息がしやすい関係や生き方を見つけていくわけですね。
他者って全然、期待はずれてくるよね。
許せないこともあるよね。
だけど許すことも必要なんだ。
無力な時もあるんだ。
だって他人は自分じゃない。
誰の幸せも測れない。
線を何度も引き直して、
自分と他者のラインを探すんだよ。
まずは自分の安心できる領域を手に入れるために。
と話しましたが、なかなかね。
どゆこと?なお顔。
リアルは理屈じゃないから。
でもさ、あなたが語るのは
結局、生き方の試行錯誤だよな。
暗中模索だよな。
いつも母も勉強になるわ〜(*´-`)
と
感心するだけで、ちっとも役に立たない母の本日の実録・不登校気味でした。