コロナ以降、私には仕事に対する軽いルールというか向き合うスタンスがあって、のめり込まない、というか思い入れすぎない、いうか。
なんでも100より8分目くらいがいいみたいなことって言われたりしますが、私は6割くらいがちょうどいいなあ。快適だなぁと。
にも関わらず世の中が元気っぽいからか、最近なんだかエネルギー注入が高まってきてて、しんどいです。そろそろスローダウンしちゃわないと、また体調崩しそう…(コロナ後遺症の喘息とじんましんが2か月経ってやっとなくなってきたのに)
ってことで「Dear にっぽん」というNHKのドキュメント番組があるんですが、これ見てたら、なんか元気でるんですね。
今年スタートしたばかりでまだ10本も製作されていないっぽいんですが、毎回いろんな地域にひたむきに生きる市井の人に密着して、その日々にスポットを当ててるドキュメンタリーです。
じんわーとね、きます。
決して華やかな表舞台には立ってないし、えげつない社会問題のど真ん中にいるわけでも英雄的すごい人たちなんかでも全くないんです。
地味ーな仕事、普通の学生、普通のお母さん、だけどいろんなものを抱えていてですよ。
抱えながら、生きている。
自分の道を。
SNSで話題になるわけでもなく、世間から評価されるわけでもなく、でも本来人はこうやって目の前のことを考え生きているんだ。
目の前の今を生きてるんだ、というシンプルな事実。
ところで娘が最近学校に行かないんですが、どうしたものかと悩んでます。
どうもよくよく聞いたら友達とトラブっているようで。
最初は朝起きてこないし、理由聞いてもなんやかや言い訳みたいなことしか言わないから、「夜更かしすぎ」「金払ってんねん?行きや」と言ってたんですが、2週間くらいあーだこーだやって、なるほど友達が原因かと理解してきました。
確かに娘にも非はあるんですが、女子のあるあるな揉め事なんですよね。大人からしたらたわいないって言ってしまえばそれだけの。でも友達の存在が学校に通うモチベの大半を占めている彼女には大きな痛手で。
しかもバイト先でも、役に立たないダメバイト扱いされてるらしく…。゚(゚´ω`゚)゚。その話聞いてたら邪魔扱いぶりにちょい笑ってしまったんですが
なんなん…不器用すぎやろ…
まー自分の事より歯痒い限り。
で、進級や進学に手厚い私立の担任の先生に出席日数の相談をして、とりあえず後もう何日来なかったら進級できませんよ的な切羽詰まった危機的な状況にはないのは確認して、ならまあ、ちょい様子見かなと。
親が出来ることはもう、学校行けってやいやい言わないことくらいしかないかも。もちろん先も不安だからヤキモキしまくるけど。
あと、学校に行かない日は録画してる「Dearにっぽん」を一本ずつ見せることにしました。
若いって素晴らしいけどさ。
でも実際、不器用だし世間知らずだし間違えるし挫折するし自信なくすし、もがいてるよね。
努力しろよ
打ち込めよ
学べよ
前向けよ
って言われても、かつて高校生だった自分はなんにも頭に入らなかったです。むしろウザかった。
でも親になって言ってるわあー(。-_-。)
口走っちゃうわあ
せめて辛かったなとか、よう頑張ったなとか
言ってあげたらいいのに。
そうよ。それ大事。
でもそんな陳腐なことしか言えないから
もう私には限界だから
生き方に迷ったらとりあえず「dear にっぽん」みる。
で今は行こうと思います。