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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

ブリットマリーの幸せなひとりだち_63歳にして家出した主婦にめっちゃ共感

 

ブリットマリーの幸せなひとりだち

2020 スウェーデン

 

はいHuluで観ました(´∀`=)

女子が元気でる物語。

なかなかしんみり、元気でました。

いや…めっちゃ励みになりました╰(*´︶`*)╯♡

ネタバレあり。

 

専業主婦歴40年のブリットマリーは、夫さんに浮気されて、家を出ます。

 

ゆーて63歳です。ブリットマリー。

すごい決意や思います。

 

でも福祉国家スウェーデンといえど

40年、専業主婦しかしてなくて、仕事経験、スキルがない63歳にはハロワ(的機関)もお手上げで、

田舎のユースセンターの子供サッカークラブのコーチの募集しかなく、ブリットマリーは仕方なくなんのゆかりもないど田舎に夜行バスで向かいます。

 

いやでも63歳の婆さんにサッカーコーチの職をあてがう時点でスウェーデン、面白いんですけど(о´∀`о)

 

で行ってみればユースセンターはボロボロだし、近所の子供たちが戯れに球蹴っとるなぁ…みたいななかで、住む場所もないからユースセンターを片付けながら暮らし、みたいなブリットマリー。

 

しかし、親切な人もいたもんで、ブリットマリーに好意を寄せるお巡りさん、ピザ屋のイタリア人親子、下宿先の大家でありほぼ全盲の元女子サッカー選手やら、気のいい人たちと出会い、ブリットマリーはなんとかかんとか取り繕って新生活を送ります。

 

1日ずつよ、ブリットマリー。1日ずつ。

 

と毎朝自分に言い聞かせて。

 

で、お子様たちはお子様たちで、居場所がなかったりして。親がいなくてピザ屋の息子に世話になりながら、サッカーしかない!なんて言うサッカー少女とかにブリットマリーが逆に触発されてね。

 

私の人生はなんだったんだ。

と。

 

迎えにきた夫にブリットマリーは最後に言います。

 

一度だけでも、汚れたシャツを自分で洗濯かごに入れて欲しかった。

と。

 

夫はいいます。

言ってくれたら良かったのに。

 

いやまあ夫は間違っちゃいない。

だけど、そうじゃないんでしょね。

ありがとうって今更、こうなってしまって、言ってもらうのも違う。

 

分かる。分かるわー!

 

はや夫との関係の問題じゃなくなってて、自分の人生のことだから。

自分が一歩進むための、最後の一言なんですね。

もうそれを言ってまうのは。

 

そーゆーことだから。

それはもう過ぎた事だから。

 

63歳の専業主婦の婆さんが、サッカー少女に触発されて、自力で生きていく。

 

何より励みになりましたよ。

画面のおばちゃんおっちゃんと子供しか出てこないのサイコー^_^

ブリットマリーの 

日本でもそこいらにいそうなおばちゃんぶりが

とても良かったです。

 

あとブリットマリーが専業主婦になった背景が、さりげなくジンときます。

 

それにしても、スウェーデンでは60代って日本の40代くらいの感覚なのかしら。ブリットマリーよくあんな身体動くなぁ。考えてみたら、あと10数年で私も60代じゃないか。今でさえ運動してないのに60代であんだけ身体動くかしら。家出する日のために、運動しておかねば。

 

あとやっぱりね。ハロワは渋ってたけど、

家事ができるって、人として生き抜く基本です。

真の意味で生きていけるわけで。

主婦力は全人類の基本だわー(*´∀`*)