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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

ムーンライト_しっとりした成長物語。ついでにアメリカの人種比率

 

2016 

やっと観ました。ネタバレあり

Amazonプライム

ううん、Huluでね(*゚∀゚*)

アカデミー作品賞。助演賞。獲得作品。

 

あだ名がリトルのいじめられっ子シャロン

主人公の少年期、青年期、大人になってから。

各時代ごとに3人が演じているんですが、

少年期のリトル君がとってもかわいいです。

高校生になったシャロンもかわいいです。

雰囲気似ています。

 

なのにですよ?

大人シャロンが急にいかつい…

 

いや紆余曲折あったのは分かります。

ドラッグの売人だし取り外せる金歯もまあ、いいでしょう。

しぐさとか無口さとかは同じだなぁとは感じたから、役者さんの演技的に間違ってるわけではないんですが。

 

この映画は、ヤク中お母さんと2人暮らしで貧しい、さらに同級生のケビン(男子)が好きかも?な1人の黒人男性の成長を、アメリカらしくなく、静かなムードで描いています。

 

ちょっと日本とかヨーロッパの映画っぽいかも。

だからもしかしたら、逆にアメリカ人には新鮮で、日本人は見慣れた感じがするのかもしれません。

 

私はヤク中ではないけれど、息子を持つ母として、息子を観ている気持ちにさせられました。

息子好きだけど、現実が重くて息子と向き合わないお母さんのやるせなさと、境遇に無力でしかない少年。

ただシャロンはフアンという頼れる大人と出会うんです。彼の仕事はヤクの売人なんですね。シャロンのお母さんに知らずヤクを売っていたりします。けれどシャロンは、彼の優しさによって救われます。

 

シャロンが大人になって、施設にいるお母さんに会いに行くけど、あんな風に息子は、母と過去を許さなければならないのだとしたら、息子って切なすぎます。でも私はこのシーンがいちばん印象に残っています。息子に優しくしよ…

 

それとこの映画ですが、正直ほとんど黒人しか出て来ません。

それってなかなか…なくない?

あるのかもだけど、私は知りません。

 

アメリカのドラマや映画が好きなんで、映像作品に登場する人種割合を考えるクセが割とあったりもするんですが、白人ばかりは普通にあっても(それも最近は珍しいかも)

黒人ばかり…てのはほとんどないような。

 

で、ちょっと気になって、現在のアメリカの人種割合を調べてみました。

 

こんな感じ。

https://www.nhk.or.jp/school/syakai/10min_tiri/kyouzai/001601.pdf

f:id:tsubatarou:20220713231250j:image

ヒスパニック増加中!

 

日経新聞

米の白人人口初の減少 20年国勢調査、多様化進む: 日本経済新聞

 

ほーう。

黒人ってそんなにいないんですね。

半分くらいは黒人かなと思ってました。

そこまでじゃないとしても3割強くらい?

 

ヒスパニックやアジアやその他も入れたら有色人種は4割くらいでしょうか。

2060年には有色人種が白人の割合を超えるのも驚きです。

なんで?

いろいろ知らないもんだなあ(=´∀`)人(´∀`=)

 

話がずれましたが、なんとなくハッピーエンドなんで良かったです。

たまにはアメリカの静かな作品も悪くありません(´∀`=)