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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

「好き」にアホであれ

子供に将来何になりたいか?聞くことがしばしばあります。

娘は、小学生の頃はパティシエと言ってました。

高校生の今もたまにお菓子を自作しているので、基本、お菓子作りは楽しいようです。今は職業にしたいとまでは思ってなさそうだけども。で、じゃあ何になりたいか聞いたら、ずっとJKやってたいらしいです。まあ今が楽しいのはいいことでしょうか?

 

小学生の息子は、…なんにもしたくないそう。できれば大人になっても働かずにゲームしてたいそう。

 

まあ夢がない。

 

自分が子供の頃はなりたいものが時代時代にあったなあーと思うんですけど、今ってそうじゃないの?

 

私が小学生の頃になりたかったのは、低学年の時は歌手。次に漫画家、弁護士。で、高校生では絵の道やら小説家やら詩人、大学生では(まだ夢見る子)新聞記者。

 

でそのどれにもなれてないんですが。

ただ、今現在、末端ながらもライターとしてお給料もらっているんで、かろうじて文章書く人としては、まんざら夢を夢のままでは終わらせないで(渡辺美里)いれたという気がしないでもないです。

 

で、どんな言い訳もできないくらいに大人になりきってしまった今。

今更に気づいたのは、結局夢を夢で終わらせてしまったのは何だったか、その原因と理由です。

 

今思えば、それは才能とか努力とかでなく、単に諦めたから、なんじゃないかなあと。

 

諦めたらそこで試合終了ですよ

安西先生

 

たとえば漫画家。毎月、りぼんとなかよしと別マと別フレ別コミ読んで、女の子ばっかり描いてたんです。で、読むだけでなく描くのが好きすぎて、これは…漫画家目指すしかない!と、当時、漫画雑誌に広告が載っていたマンガレッスンできる通信教育を親にねだってやらせてもらいました。

で1か月で放り出しました。

何が引っかかったかというと「一度描いた同じ人の顔が2度と描けない」。

 

でも、同一人物を描くなんてストーリーモノには基本中の基本だし、ていうか描けないと話にならないんで、速攻で私って才能ないなと、諦めました。

 

芸大目指した時も予備校でめちゃくちゃデッサンが上手い人がいて、びびってしまいました。こんな上手い人がわんさかいるなら私に勝ち目はないとすぐ予備校からとんずら。

 

親はお金ドブ捨て。

 

…つまり。

私って、逃げちゃう人生なんだよなぁと。

勝負にも出ずに、土俵上がる前に降りてしまう。

 

今思えば、そこで頑張っておけよ自分…に尽きるんですが、頑張れない限りは何にもないのと同じだなぁと。

 

よく夫が「夢があっても才能のあるなしは仕方ない」と言ってるんですが、私はそうは思わなくて、何故なら、私がまさにそうなんですが、才能うんぬんの前にどれだけの人が好きな事に真正面からぶつかってきたんだろうと。

 

結局才能とかでなく、やるか、やらないかでないか?いや、そのやるかやらないかで、やるを選ぶのが才能なんかもしれませんね。

 

だから逆に考えたら、やれば何かは変わっていく訳で、それを妨げる1番の敵は、ただただ舞台に上がって、お前には才能はないと突きつけられるのが怖くて、結果舞台にすら上がらなかった、自分なんかなと。

 

結局アイデアとやったもん勝ちやで。

なんてのを「進撃の巨人」読んで逆説的に思ったりしました。

漫画家としての成功体験はあくまで後から付いてくる枝分かれのラッキーな選択肢で。

 

だから子供たちには、それがどんな突拍子ない夢であっても、まずはただただ「好き」に正直に、アホであれ。

と言いたいです。

 

が、彼らには夢がないという…

 

YouTuberめざそうよー

スタンダードでいいよー

なんだっていいからー