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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

疲れたわ、と捨てゼリフをはいて旅立つ姿に憧れて

 

 

キャロル 2015

 

観たかった映画やっと観た〜の映画です。

 

ケイトブランシェットが美しいとかは、今私にとっては、まあそんな問題ではなくて、と言ってしまうと半分台無しなくらい映像の美しさに価値あるものの。

 

私的には1番は

 

出会い、愛し、別れ、ってだけを人は何故に物語るか。

 

だなぁと。

 

ワンシーンの、その時の、感情に寄り添ってしまいます。

あ、2人は結局別れてないけど

 

普通に羨ましいです。

 

だって、キャロルは離婚したいけど、夫さんがあれやこれや策略して、それが疲れたわ〜と言って、2週間のドライブ旅行に出ちゃうんですよ?

彼女連れて。

 

旅って普通にバカンスもだし、疲れても行くし、逃避でも行くし、とにかくなんでもありなんですよね。

いつ行ってもいいし、人生が旅でもいい。

 

それが旅の良いところ!

 

なんで私や夫はそれをしないのか?

 

せめて2泊3日でいい!

ワハハ〜って馬鹿面さげて貧乏旅したいです。

 

西へ!っつって

 

Go west ! Yahoo! 

 

Go West

Go West

 

気ままなバケーション(*´∀`)♪

 

 

 

あと離婚調停のシーンもいいです。

 

あそこまでは正直、金持ちマダムの気まぐれ火遊びな空気もなきにしもあらずに思っていた部分もあったけど、キャロルは真面目?に生きての結果、夫との争いをやめることを選んだんだと理解しました。

 

この映画の描く恋愛は1950年代のアメリカの同性愛ですが、偏見や差別とかに絡めた他者の眼が一切なくて、キャロルとテレーズの2人の恋愛に関して社会の中の位置付けは一切描かれていません。

キャロルが心理療法にかからされて?いたり、ちらりとのぞかせてはいますが。

でもあくまで自分中心の個人の恋愛物語。

 

でも、だからこそ。そこにある人間の感情の揺らぎに、性差の境界がないことが感じられます。

 

そして私も疲れた自分を旅立たせたいなぁコンチクショウとつくづく思いました。


せめて隣の県でもいい〜