ウォーキングデッドなお正月を迎えました。
シーズン10観ました。
やっぱ面白い!
今プライムビデオで無料ですよ(о´∀`о)
いつもにまして、後半に深みがあった気がします。
14話15話あたりの、散りばめられたセリフまわしが素晴らしいです。脚本と原作の強さかなー
ウォーキングデッドは、ゾンビ作品としてのエンタメが基本にありますが、根底がヒューマンストーリーなんですよね。
絶望的な状況で究極の選択を迫られ、サバイバルをくぐり抜けながら、人はどう生きていけばいいのかという哲学を、観ている側に突きつけます。
毎度ながら、なんか感動するというか、心の洗濯しちゃいます。
そんでなんだろう?
この10を見終わった後のスッキリ感。清々しさ。
これまでの世界の終わりと、新しい生き方や価値観の始まりみたいな今の空気が、ウォーキングデッドの世界と似ている気がするからでしょうか。
製作は2019年なんですけどね。全然違和感なく、今、観れます。てか今見てほしい!
モヤモヤしてる人とくに!
ネタバレですがどーしても最高に良かったシーンを紹介したい!
エピソード15!
キャロルがケリーの姉のコニーを、自分のせいで犠牲にしたと、妹のケリーに謝るシーンです。コニーは聴覚障害があるんですが、妹のケリーにも徐々にその兆候が出てきていたんですね。
そんなケリーが、謝るキャロルに言います。
姉さんは絶対に生きている。
聴覚障害が出てきたときに、姉さんに言われたんだ。
障害じゃない。
スーパーパワー。
今はみんなが手話を覚え始めたよ。
ゾンビの世界で手話を覚える展開に、私は正直、驚きました。
ウォーキングデッドの世界は、今の世界で社会的に弱者やマイノリティとされる人が決して弱いわけじゃないんです。
気づいたのは最近なんですが。
まず女性が圧倒的に強い。
子供も強いし、同性愛の人が普通にいて、黒人もアジア人もステレオタイプじゃない。
オタクもいてコミュ障がいる。→ってどっちもユージーン(笑)
そんで障害ってのも、みんな怪我するから、目や手を失ったりもある。
できるようで出来ないもんです。10年以上続くドラマで、人や生き方の多様さを当たり前に描き続けるって。
ゾンビでですよ?
根性が座ってます。肝が。
人は弱い。もろい。
でも、希望を捨てられない。
ほんと、そーなんだよねぇ…
にしても、書いていて思いました。
気づきがまたありました。
キャロル、コニー、ケリーってさ。
か行の名前で絡まれたら、ちょい辛い…