ロッキー 1976年
ロッキー2 1979年
ダイエットを開始しました。
理由は子供の友達に「おばあちゃん」と間違われたから。その時私は自転車に乗っていたんですが、猫背で太ったおばさんが、まさかお母さんには見えなかったそう。
一瞬にして、甚だしく、いろんなものを喪失してしまったこの出来事。45歳、晩夏。
諦めていたものに火をつけるには、ありあまるほどの燃料だったですね。
2日へこみました。。
しかし人生、数十回目くらいのダイエットです。
そうそううまく行かないことは身をもって分かっているし、ここ7〜8年くらいは、育児と仕事に追われて本腰入れて考えてこなかったのですが(とゆーかその間に激太りした)、休業につき思いがけず時間の余裕ができたので、いっちょやってみたろかいと。
でも昨日、晩ごはんを塩だれキャベツだけにしたら、寝しなに超絶お腹空いて空いて…
もう挫けそう…
心の中ではロッキーのテーマが流れてるのに。
そういや、スタローンにひとつも食指が動かなくて、ロッキーってちゃんと見たことなかったな…
ダイエットのモチベ上がるかな…
いや上げなければ!
という事で、ロッキー1、2をプライムビデオで見ました。。なんと有料😭でも勢いで。
ロッキーってあんなキャラだったんですね。ボクサー崩れのチンピラみたいな?
憎めないキャラです。
ただ何よりエイドリアンにびっくりしました。こーゆーヒロイン、今見ないです。地味で内気でメガネで無表情。いわゆるブスキャラ。そんなエイドリアンにロッキーぞっこん。無視されても話しかけ続けたり、一途すぎます。
基本のあらすじは、分かりやすいアメリカンドリーミーなサクセス物語なんですが、愛される理由が分かります。
ロッキーがいい奴なんですよね。不器用で一途で。
で、ブスキャラのエイドリアンに夢中。
で、金はないし、ジムのおじいちゃんにも嫌われて。
で、亀と金魚が友達で。
で、お節介で人の心配して。
けど、能天気っちゅーか。
スタローン様、上手いんです。不器用なあんちゃんがエイドリアンにはにかむ、みたいな演技が、すっと入ってきます。
食わず嫌いとゆーのは、世によくあることですが、ロッキーそれでした。
さらにボクシングうま!本物みたいなトレーニングすご!だけじゃ止まらず。(モチベ上がり、スクワットをしながら観賞)
なんと。
脚本がスタローン様。
元々、役者として売れなくて、自分を売り込むために脚本書いて持ち込んだのが、デビュー作ロッキーなんだとか。
しかも脚本は面白い!となったのですが、スタローン自身は要らないと言われて、じゃ脚本あげない!と意地でロッキー役をつかんだそうで、自分を売り込むために脚本書いちゃうタフさと才能。
天才ですか?
製作費も制限されていたため、スタローン様の家族や知り合いが多数、出演しているらしいというほっこり話も( ´∀`)
そんな手弁当なロッキーがアカデミー賞を取ったのは、まさにアメリカン・ドリーム。
でも何よりドリーム以上に、スタローン様がはにかむシーンは見とくべき(*´꒳`*)
あ、ダイエットも頑張らねばね(*゚∀゚*)