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子育てと正社員の両立にぎりぎりな40代の母(映画・読書・日々のこと)

子育てしながら正社員として仕事しています。40代の母のブログです。コピーライター、読書、映画、プライムビデオ。育児の悩みや仕事の悩み、広告、マーケティング、家族のこと、ふと思うことを綴ります。

生きることは稼ぐこと

昨日、仕事で、久しぶりに、
無力感を味わいました。
私のいる部署は、制作部なんで、
作ったものを売るわけです。
とはいえ、基本は営業さんが受注した依頼を請け負うわけで、会社的に稼いでるのは営業さんです。

ただ、お客さんには制作部が作り出すものに、お金を払ってもらってる。と、制作部メンバーである私なんかは、そう考えて仕事してるわけです。

それはつまり、制作部が作り出すもんが、お客さんの役に立っていて、もしくは役に立つことを目的にしたものであり、それを生み出し、お金を払って買ってもらい、役立ててもらうことが私たち制作部の存在理由であり、モチベーションなわけです。

かたや、営業さんは、お客さんの数を増やすことが存在理由であり、モチベーションなわけです。

この、存在理由とモチベーションの差異が会社を発展させている…となれば、理想なんだけど、昨日、それとは逆な出来事があり、なんか、もやもやしてしまう…。というか、最近、営業さんと接する機会が増えて、その差異についていけないとゆーか、なんだかなーとゆー思いが日に日に募り。

最終的には、私は資本主義のシステムに合わないんだな、とゆー、結論で、自分を納得させると。

確かに制作部が作ってれば、それだけでお客さんが勝手に、こりゃいい、これ欲しい!とわんさか押し寄せてくることは、現段階では不可能なんですね。

だから、営業さんがいてくれて私たちは仕事ができるし、食べさせてもらってるわけです。

ただ、営業さん様!なスタイルでやっていると、(実際我が社はそうならざる得ない)お客さんを増やすことが段々、至上命題になってくるわけですよ。何よりも優先すべきはお客さんを増やすことだ。よりよいものを作るよりも、お客さんに役立ててもらって喜んでもらうよりも、お客さん増やすこと、儲けること、会社でかくすること、それが大事になっちゃうんですね。
これは、資本主義経済である限り否めない流れです。だって、どこまでも、儲けて、でかくして、ていうのが、企業としての目的なわけですから。
むしろ、ベンチャーと言われる我が社で過ごす中で、いや資本主義ってこういうかとかと、定型パターンを目の当たりにさせてもらってるなあ、と軽く感動すらします。

とすると、お客さんを増やすことが至上命題の営業さんのスタイルが、それが悪いとか、間違ってるとかではなく、むしろ資本主義経済において、真っ当な姿勢なわけですね。
ならば、それについていけない私は資本主義に合わない…落伍しちゃった( ̄▽ ̄)となります。

いや、ここで言いたいのは、制作部がお客さん増やしたいと思ってないわけでは決してなくて、むしろ同じく増やしたいと切に願っていることです。本当にみんな。
ただ、それは、役立つものを売っていれば、あとから結果としてついてくんじゃね的な、牧歌的なもんなんですね。

卵が先かニワトリが先かで、いいもん作ってないから営業頼みになるのか、営業頼みだから創造力がおろそかになるのか。
正直、私は後者だと踏んでいるんですが。牧歌的な浅知恵で。

そんなわけで、そんな状況において現実的に、自分が昨日みたいな無力感にさいなまれずに、お客さんに役立つものを売って喜べる日はまだまだ来ません。

そんな日が訪れるために、具体的に今すぐ効果てきめんを見込んでできることも、多分なんもないです。あったら無力感ねーだろ、てゆー。

私は稼ぐことの大変さを本当には知らないのかもしれません。

ただ、いいもん作って、それでお金もらえて生きていけたらいいなあ〜楽しいな〜って夢想している、思春期の中学生と同じレベル。アラフォーの厨二病ってたちわる。いや、ろんもち、お時給いただいている分は稼いでるし、子育ては未来への社会貢献だとも思いもしますが、こう、直接的じゃないから自信がないんかしら。はい、100円、と私の作ったもんお客さんに渡して、はいおおきに、て言われ銭をいただいてないから、そんな気になるんかしら。

いやまて。てことはですよ。
……。
あ、今日はもう思考を停止します。頭の整理だけで。余計こんがらがったけど〜